開催期間：2023年10月7日（土）～24日（火）　
　　　　　　*11月11日（土）にはポスト企画を開催

10/ 7【シンポジウム】パレスチナ難民の若者から見たガザ地区の今

国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）は、パレスチナ難民に保健、教育、社会サービス、保護、難民キャンプのインフラ整備と環境改善等を提供する国連機関です。本シンポジウムでは、パレスチナ難民の若者が見たガザ地区の今を語ってもらい、UNRWAの支援状況と合わせて、この地域が抱える現状や問題について議論します。また日本とUNRWAのパートナーシップ70周年を記念し、日本の支援についても紹介します。

10/10【講演会】国連大学学長（国連事務次長）チリツィ・マルワラ教授による特別講演

2023年3月1日付けで国連大学学長（国連事務次長）に就任したチリツィ・マルワラ教授をお迎えし、急成長を遂げている人工知能（AI）とそのガバナンスについてお話いただきます。専門家とともに、AIの有効な利用や健全な使用について一緒に考えてみませんか。

10/16【シンポジウム】理工系の複合知を世界に

上智大学理工学部では、英語コースで複合知の理念を世界に発信する役割を果たしてきました。今回、本学出身で国際的に活躍するサイエンスコミュニケータの五十嵐美樹氏をゲストに迎え、持続可能な社会での「複合知」「STEM教育」の国際展開の意義について議論し、英語コースの今後のあり方もパネルディスカッションで模索します。

10/20【講演会・ワークショップ】国際機関・国際協力キャリア・ワークショップ

国際機関や国際協力分野でのキャリアを考える方へ、グローバルキャリアのすすめについての講演と、本学のアドバイザリー・ネットワークである国際機関、NGO、民間企業で活躍中の豊富な経験を持つ方々をお迎えし、来場者参加型のクロストークを行います。

10/21【シンポジウム】公正性と包摂性をめぐる教育の新たな挑戦

COVID-19をはじめ地球規模課題が山積するなか、SDGsの教育目標「すべての人に質の高い教育を」をどう実現するか。アジア太平洋環境大学院ネットワークメンバー（ProSPER.Net）を中心に、国連大学、ユネスコ、文部科学省、環境省、上智大学の連携により、公正性と包摂性をめぐる教育の新たな挑戦について議論します。

10/23【シンポジウム】持続可能な食システムへ：いかに転換させるか？

グローバルな食システムにおけるSDGsと環境問題のインターリンケージに焦点を当て、食品生産、商品開発、販売、流通といったバリューチェーンの各段階におけるSDGsとの関係性について具体的な例を紹介しながら議論します。基調講演では、エリック・ポンシュー博士から食料システム全体における脱炭素化に向けたEUの取組みについてお話しいただきます。パネルディスカッションでは、本課題に取り組んでいる専門家とともに議論し、日本における取り組みも共有します。

10/24【シンポジウム】東ティモールにおける国連の役割

10月24日国連デーのこの日、東ティモールの事例をもとに、平和創造や平和構築に係る国連の役割をあらためて専門家とともに議論します。

ポスト企画　11/11【シンポジウム】日本の開発援助はどこに向かうのか

今年6月に新たな「開発協力大綱」が閣議決定されました。新大綱が開発援助の実務や将来の研究、人材育成にどのような影響を与えるのかを、改定プロセスに関わった有識者懇談会委員による基調講演と、被援助国からのビデオレターを紹介しつつ、安全保障や開発協力に携わる研究者と共に議論します。