研究科概要
法学・政治学の素養を身につけた人材を養成する
上智大学 大学院法学研究科は、1966年に設置され(博士課程は1968年設置)、以来多くの研究者および法律・政治の専門家を輩出してきました。また、2004年には、研究科内の新専攻として法曹養成専攻(法科大学院)が設置され、法曹養成の機能も果たすこととなりました。
法律学専攻
現代社会において生ずるさまざまな問題を論理的・法的に再構成し、より高度な問題に対応できる能力を持った研究者を養成します。また、特に博士前期課程では、高度の法的知識を身につけて企業・官庁・国際機関などで活躍する専門職業人の育成にも力を入れます。
法曹養成専攻(法科大学院)
国際的な法律問題や環境に関する法律問題など、現代社会において重要性を増している問題に対して多角的なアプローチをすることなどを通じて、21世紀に必要とされる法曹(裁判官・検察官・弁護士)を養成することを法曹養成専攻の特長としています。
学界をリードする多様な教員スタッフ
上智大学法学研究科では、それぞれの分野の学会をリードする多様な研究教員スタッフを揃え、大学院生の指導に当たっています。法哲学や比較法といった基礎法学分野や、憲法・民法・刑法・民訴法・刑訴法・行政法といった実定法分野の教員の充実はもとよりのこと、国際法分野や環境法分野にも著名な教員を数多く配置していることは、他の私立大学法学研究科にはみられない、上智大学法学研究科の大きな特色となっています。
教育の目的
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本専攻は法学・政治学の研究者の養成、並びに、この素養を身につけた社会人を送り出すことを目的とする。現代社会では、研究者は自分の専門領域に特化しているだけで足りるものでなく、社会で生起するさまざまな問題を論理的に再構成し、より高度な問題を処理できる実務能力を身につけていなければならない。社会人を積極的に受け入れ、研究者養成とともに、法学・政治学の素養を身につけた人材の養成を目指す。