地球環境問題を学際的に追究するパイオニア的存在
地球環境研究所は、1994年に法学部に設立された地球環境法研究センターを発展的に改組し、1999年に人文・社会・自然科学の各分野から、地球環境問題を学際的に研究するパイオニアとして発足しました。2005年に設立された大学院地球環境学研究科、法、経済、理工等各学部の教員が在籍し、地球環境に関する総合的、学際的な共同研究を目指しています。
地球環境問題の学術的研究・調査、国内外の関係諸機関との連携・協力による教育・研究活動、環境問題に対する啓蒙活動(各種公開セミナーの共催)といった特色ある活動を展開しています。
主な活動内容
- 人口バランスと持続可能な都市開発に関する研究。異分野融合による世界の水問題の解決に挑んでいます。
- 地球環境研究所の「持続的な地域社会の発展を目指した『河川域』をモデルとした学融合型国際共同研究」が文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に2016年に採択され、現在は後継事業「SDGs達成のための学融合型研究拠点の確立:水 ‐ エネルギー ‐ 都市 ‐ 農村の統合研究」を実施しています。水環境の視点から都市と農村のつながりを重点的に研究し、過疎地と小島での災害時エネルギー課題と環境ビジネスを新たな柱にしています。さらに北欧の大学と共同で湿地に関する比較研究を実施します。