外国語学部

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「3言語」「3視座」を通じて、地球的視野で考え行動する

Learning at Sophia 外国語学部編|上智で身につける3言語3視座

外国語学部の特徴

9つの研究コースで自分の専門を究める

3年次より、つの「研究コース」のうちから一つを、「第二主専攻」または「副専攻」として登録し、自分が関心のある領域について研究を進めていきます。「第二主専攻」では、開設科目群を履修していくことにより、ある地域や学問分野についての系統的な学習と研究を行い、卒業論文を執筆します。「副専攻」では、多様な関心に基づく履修計画に合わせて科目を履修することができます。

Course- 01 北米研究コース

アメリカ合衆国とカナダを対象地域とし、歴史学、心理学、政治学、経済学、社会学などさまざまな学問分野から研究を行います。

Course- 02 ヨーロッパ研究コース

ヨーロッパ全体や域内の特定の国、サブリージョンにおけるさまざまな事象、さらにはEUに関する問題を、俯瞰的視点から深く掘り下げて学び、研究していきます。

Course- 03 ラテンアメリカ研究コース

先住民固有の文化や豊富な資源などから、日本にとって重要な地域であるラテンアメリカの過去と現在を深く掘り下げます。

Course- 04 ロシア・ユーラシア研究コース

ロシアをはじめとする旧ソ連地域の歴史・政治・経済・社会・文化に精通し、日本と同地域の関係を自ら構築できる優れた実務家・専門家を育成します。

Course- 05 言語研究コース

人間にのみ備わる言語能力の科学的研究を通して人間精神の本質に迫り、日本語・諸外国語に関する実証的研究を通じて言語の普遍性と多様性への理解を深めます。

Course- 06 アジア研究コース

主に東南アジア、南アジア、アジア太平洋地域を対象に、そこに住む人々の歴史、文化、社会、宗教について、地域研究とグローバル・スタディーズを連携させながら学びます。

Course- 07 中東・アフリカ研究コース

現地密着型の地域研究とグローバル・スタディーズを連携させながら、中東とアフリカ両地域の歴史、文化、社会、宗教について学び、方法論も身につけます。

Course- 08 国際政治論研究コース

日米中といった主要国の外交を含めた国際政治分野を深くかつ体系的に学ぶことで、国際政治の構図と問題の本質を見抜く力を培います。

Course- 09 市民社会・国際協力論研究コース

貧困、格差、紛争、移民・難民問題、環境破壊などに対し、現場の実情を理解し、市民の視点に立って取り組む考え方と実践を学び、国際社会に働きかける力を養います。

※紫色(Course- 06 〜 09 )の研究コースは主に総合グローバル学部の開講科目によって構成されています。

学びのポイント

言語を通じて、人や地域をつないでいく

単に「言語を学ぶ」だけではなく、「言語を通じて学ぶ」ことを重視し、言語圏の歴史・社会・経済・政治などを多面的に研究しながら、グローバルに行動できる力を育みます。実践的なトレーニングによって体得する高度な外国語運用能力を駆使して、異なる言語や文化を持つ人々の間をつなぐ人へと成長する。それが外国語学部が描く希望の形です。

母語・英語・専攻語を駆使して世界を読み解く

まずは母語で自らの考えや気持ちをしっかりと表現できることが大切。そのうえで「英語+専攻語」の2言語を学ぶことで、各言語の背景にある、歴史や思想に基づいた多角的な視点を身につけます。1~2年次に各言語の運用能力と背景知識を深めることで、3年次から始まる専門的な研究への足がかりにします。

地域と世界と日本をつなぐ3つの視座を高める

言語を駆使して専攻語圏地域を研究するなかで養われるのが「3つの視座」、すなわち、地域の多様性を理解する、世界を俯瞰し問題意識を育む、地域や世界を比較することで日本を再認識し世界に発信する、という姿勢です。異なる視点から物事を見ることでさまざまな違いに気づき、違いを超えて協調する知恵が生まれます。それが、他者と協調し、地球的視野で考え、行動する力につながるのです。

教育の目的・方針

外国語の高度な運用能力を養い、それをもとに、9つの研究コースにおいて、各専攻語が使用されている地域に関する地域研究、また言語研究、国際政治論研究、市民社会・国際協力論研究を行うこと

各専攻語の運用能力、専門研究を通じて獲得した知識と複眼的な視点を基盤として、グローバル化する社会に貢献しうる人物、並びに地域研究、また言語研究、国際政治論研究、市民社会・国際協力論研究の専門家を養成すること

本学部は、学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば、これらを身につけたものと認め、学位を授与する。

 

  1. 人間に固有に備わる言語について多面的に考察する力
  2. 日本語を含む諸言語の普遍性と多様性を理解し、さまざまな言語事象について探求していく力
  3. 社会、文化、教育など人間の生活における言語の幅広い役割を認識し、獲得した知識を積極的に活用できる力
  4. 特定の国・社会・地域を、歴史・政治・経済・社会・文化など分野横断的に研究する力
  5. 特定の国・社会・地域の事象や問題に関心をもち、専門的知識を駆使して深く分析する力
  6. 日本を含む複数の国・社会・地域を比較することで、それぞれについて相対的に考察する力
  7. 国際政治および市民社会・国際協力に関心をもち、専門的知識を駆使して深く分析する力
  8. 日本語、英語を含む複数の言語で書かれた資料を読み、議論する力

本学部では、ディプロマ・ポリシーに沿って、いずれも学生の能動的・積極的な参加を前提とする第一主専攻科目および研究コース科目によってカリキュラムを編成しています。

 

  1. 【第一主専攻・専攻語科目】1・2年次においては専攻外国語の基本的な運用能力を体系的・実践的に修得させる。それを土台に、3・4年次においては、より実践的、かつ専門研究に取り組む上で十分な運用能力を身につけさせる。オールラウンドな語学の基礎力が身につくように、口頭・筆記による練習を中心に授業を進める。
  2. 【第一主専攻・語圏基礎科目】主に1・2年次において、専攻語が使用される地域における歴史・政治・経済・社会・文化・言語に関わる基礎的な知識を修得させる。講義形式を中心に、必要に応じ、グループワークやプレゼンテーションを織り交ぜながら授業を進める。
  3. 【研究コース・導入科目】2年次秋学期に学生は各自の興味関心や志向にしたがい研究コースを選択するが、その準備段階として1・2年次生において、研究に必要な基礎的知識と方法論を修得させる。講義形式を中心に、必要に応じ、グループワークやプレゼンテーションを織り交ぜながら授業を進める。
  4. 【研究コース・コア科目】主に2年次以降、研究コースでの学びの中核として、それぞれの専門分野について知識と問題意識を深め、多角的に学ぶ。講義系科目では、必要に応じ、グループワークやプレゼンテーションを織り交ぜながら授業を進める。語学系科目では、高度な言語運用能力を身につけさせるための練習も取り入れる。
  5. 【研究コース・演習科目、卒業論文】3・4年次においては、それぞれの専門分野について自ら研究課題を設定し掘り下げることで、主体的な研究能力を養う。さらに、卒業論文・卒業研究を作成することにより、構想力・論理的思考力・表現力を身につけることができる。論文の書き方を修得させるとともに、プレゼンテーションとディスカッションを中心に授業を進める。

日本語の運用能力を基盤に、外国語運用能力の獲得に真摯に取り組むことのできる学生を求めています。また、単に言語運用能力にとどまらず、自らの住む地域から世界全体に至るまで起こっていることに積極的に関心を持ち、それを自分の問題として考え、解決策を見出していこうと努力を重ねていけることを期待します。

上智大学 Sophia University