研究活動に関する法令・研究費の使用について
学術研究倫理
上智大学では、学術研究倫理に関する以下のガイドライン、規程を制定し、研究活動に係わる倫理意識の向上と不正行為の防止に取り組んでいます。
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学術研究の信頼性と公平性の確保を目的とした研究活動上の基本的な倫理指針として、「上智大学学術研究倫理に関するガイドライン」を制定しています。
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研究活動上の不正行為の防止と不正行為の疑惑が生じた場合に適正な対応を行うことを目的として、「上智大学における研究活動上の不正行為の防止等に関するガイドライン」を制定しています。
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研究活動上の不正行為が疑われる場合の調査の手続き等に関し必要な事項を定めたものとして、「上智大学における研究活動上の不正行為に係る調査の手続に関する内規」を制定しています。
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どんな行為が研究活動上の不正行為になるのか、また研究費のどういう使い方が不正使用となるのか、その他本学の取り組み等を解説した「研究不正防止リーフレット」を作成・配布し、研究不正が発生しないよう意識啓発を行っています。
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学術研究倫理に関する相談窓口
研究倫理の向上及び不正行為の防止等に関わる学内外からの相談は、学術情報局研究推進センターで受け付けています。
学術情報局研究推進センター(13号館4階411室)
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
Tel:03-3238-3173 / Fax:03-3238-4116研究活動上の不正行為に関する告発窓口
研究活動上の不正行為(捏造、改ざん、盗用等)に関する告発は、上智学院監査室で受け付けます。告発者は「上智大学における研究活動上の不正行為に係る調査の手続に関する内規」に基づき、不利益な取扱いを受けることがないよう保護されます。
上智学院監査室(中央図書館・総合研究棟9階913室)
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
Tel:03-3238-4389 / Fax:03-3238-4116
研究費の適切な使用・管理のための取組み
上智大学では、文部科学省の「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(2021年2月1日改正)をもとに、以下の通り公的研究費の適正な運営・管理のためのガイドライン、計画を制定して、不正防止に努めています。
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研究費の不正使用に係る通報を以下の通報窓口で受け付けます。
通報者は、通報したことを理由として不利益な取扱いを受けることのないよう、上智学院「公益通報に関する規程」に準じて保護されます。通報窓口
学校法人上智学院監査室(中央図書館・総合研究棟9階913室)
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
Tel. 03-3238-4389
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上智大学では、研究費の不正防止対策の一環として、以下のとおり「上智大学との取引留意事項について」を定めると共に、文部科学省「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」に基づき、一定以上の取引のある場合に不正な取引に関与しない旨を定めた以下の誓約書をご提出いただくこととなっておりますので、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
なお、不正取引が判明した場合は、以下の「上智大学公的資金に係わる不正取引に関する取扱基準」に基づき、一定期間、本学との取引を停止させていただきますので、予めご了承の程、よろしくお願いいたします。
問合せ先
財務グループ (13号館4階)
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1Tel. 03-3238-3182/Fax. 03-3238-3129
人を対象とする研究
人を対象とする研究に関する倫理基準を定めた「上智大学『人を対象とする研究』に関するガイドライン」を制定しています。また、本ガイドラインに基づいて研究計画等を審査する委員会の運用を定めた「上智大学『人を対象とする研究』に関する倫理委員会規程」を制定しています。
詳細は Web Piloti をご覧ください。
動物を対象とする研究
動物実験の実施については、「動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年法律第105号)」、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準(平成18年環境省告示第88号)」、「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針(平成18年文部科学省告示第71号)及び「動物実験の適正な実施に向けたガイドライン(2006年6月日本学術会議)」に基づき、実施する必要があります。
上智大学では、法および基本指針等に基づき「上智大学動物実験取扱規則」を平成23年1月1日に制定し、動物実験にかかわる事項について定めています。
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1.学内規程
2.動物実験委員会について
3.教育訓練の実施状況について
4.自己点検・評価について
遺伝子組換え実験
上智大学では、遺伝子組換えを伴う研究・実験を、法律に基づいた全学的な指針に則り、実施することを目的として、「上智大学における遺伝子組換え生物の使用ならびに安全管理に関する規程」を定めております。
規程に基づき、上智大学における遺伝子組換えを伴う研究・実験の安全かつ適切な遂行に努めてまいります。
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上智大学遺伝子組換え実験安全委員会事務局
(学術情報局 研究推進センター)
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
Tel. 03-3238-3173/Fax. 03-3238-4116
利益相反マネジメント
上智大学では、利益相反の適切な管理を実施するための規程を制定し、研究活動の公平性と信頼性の確保に努めています。
安全保障貿易管理
安全保障貿易管理とは、我が国を含む国際的な平和及び安全の維持を目的として、武器や軍事転用可能な技術や貨物が、我が国及び国際的な平和と安全を脅かすおそれのある国家やテロリスト等、懸念活動を行うおそれのある者に渡ることを防ぐための技術の提供や貨物の輸出の管理することをいい、日本では「外国為替及び外国貿易法」(外為法)によって実施されています。
上智大学では、「安全保障貿易管理規程」を制定し、全学的な周知を図りながら、安全保障貿易管理を適切に実施することで、学術研究の健全な発展と国際的な平和及び安全の維持に寄与する研究の推進に努めています。
- 関連リンク:経済産業省 安全保障貿易管理
研究データマネジメントポリシー
上智大学は、「叡智が世界をつなぐ Sophia-Bringing the World Together」にこめられた建学の理念実現のため、キリスト教ヒューマニズムの精神を根幹とし、世界の人々とともに歩む隣人性と国際性に裏打ちされた教育研究活動を推進しています。その一環として、上智大学は研究活動によって得られた成果を蓄積し、更なる学問研究の発展と社会への還元を目指すにあたり、研究データの管理、公開および利活用の原則を定めています。