Academics 教育
自分らしさを 発揮するための 上智での学び
変動し続ける未来を見据え、主体的に学び続ける力を身につける
大学で学ぶ意義、それは一人ひとりの個性を磨き、発揮するということ。社会が急速に変化する中でも、それは変わりません。私たちは皆、目標や志、信念をもって生きています。それらに立脚する倫理観や価値観は、学びや経験に基づくもの。社会にある課題を認識し、多角的な視座をもってそれを眺め、自らの経験を通して課題と向き合う。上智大学での学びに退屈な環境はありません。主体的、能動的、積極的な学びに対して、その情熱に応えるための学びの環境がここにはあります。
上智大学のグローバル教育
上智大学では、グローバル社会に対応する多様な科目や海外勉学の機会を提供しています。グローバル社会で活躍するためには、高度な専門性、外国語運用能力だけでなく、幅広く高度な教養の習得が欠かせません。上智大学の多彩なプログラムで、自分の専門分野をベースとして、さまざまな国籍、言葉、文化、他分野の専門知識を持つ人々との生産的な活動に参加し、クリエイティブにモノやコトを生み出す努力を続けるための素養を身につけます。
3つの柱が綿密に連携し合う、体系的な学び「基盤教育」
上智大学の「基盤教育」は、専門科目を学ぶ前の基礎教養教育ではありません。生涯学び続けるための基盤を在学中の4年間を通して身につけること、これが上智大学の考える「基盤教育」です。
キリスト教ヒューマニズムに基づく「他者のために、他者とともに」という大学の教育精神に表された人間存在への眼差しを基礎に据え、多角的な視座から事象を読み解き、問いを立て、批判的に考える力、多様なバックグラウンドを持つ他者とのコミュニケーションをとる力、これまで積み上げられてきた知に学びながらも、将来を展望し、新しい知を創造する力を養うことを上智大学の「基盤教育」は目指しています。
そうした基盤教育を実現するために、上智大学の科目群は「全学共通科目」「学科科目」「語学科目」の3つが高学年まで互いに連携し合うように構築されています。多角的な知識や思考をバランスよく獲得し、生涯にわたって学び続けるための基盤を作ります。この有機的で一貫した質の高い学びは、すべての学部・学科がひとつのキャンパスにそろう、上智大学だからこそ実現可能なものです。
基盤教育センターについて
基盤教育センターは、全学共通のコア科目を提供するとともに、各学科の専門科目と、学部学科、言語教育研究センター、グローバル教育センターが提供する全学共通科目とを有機的に連携させたカリキュラムを設計・運営する全学組織です。基盤教育センターは、全学共通科目の各カテゴリーを管轄する、「キリスト教人間学」「身体知」「思考と表現」「データサイエンス」「展開知」の5領域と、新しい教育方法の開発や啓発活動を行う「教育開発領域」の6領域で構成されています。その他、学生の主体的学修を支援する「ライティング・ラボ」や「データサイエンス・クリニック」といったサービスも提供しています。
専門分野の知識を深める9学部29学科
上智大学の各学部学科には、個々の分野の専門性をじっくりと養うことができる体制が整備されています。四谷キャンパスに人文科学系・理工学系の9学部29学科すべてが集結する「小さな総合大学」だから実現できる、他学部他学科との連携による学際的、横断的なアプローチで、自身の専門分野をさまざまな角度から深めていくことができます。
さらなる専門性を高める大学院・専攻科
研究者への飛躍、高度専門職を目指すための地固めなど、それぞれの目的に合わせて大学院進学を選ぶ時代。上智大学大学院では、一流の研究者が分野を横断してひとつのキャンパスに集うという強みを生かし、学術的専門性を高めながらも分野越境型の研究に耐えうる環境を整えています。
学びのサポート
多数の専門誌・書籍・新聞や自習スペース・グループ学習スペースを備えた中央図書館・総合研究棟、学科・クラス・ゼミ単位で教員がサポートにつくクラス主任制度やアカデミック・アドバイザー制度、教員の教授法や授業運営などの改善や教育活動にかかる知識・技能・能力の獲得・向上を組織的に支援するファカルティ・ディベロップメント活動など、さまざまな角度から学生の学びを支えています。
上智大学の生涯学習
自律した学修者として生涯学び続ける力を涵養することを目指す上智大学には、大学をすでに卒業した社会人の方を対象にした数多くの学びの機会があります。多様な人が集い、議論を深める探究の場である上智大学で、大学卒業後にもさらなる“智”を深めていくことができます。