開催期間：2024年10月8日（火）～24日（木）

10/8【講演会】SDGsに貢献する先端化学技術

人類の持続的発展を維持するための達成目標(SDGs)に、地球温暖化防止やフードロスの解決があります。本講演では、化学技術を用いてこれらの課題に取り組む例として、二酸化炭素を増やさないカーボンニュートラルな自動車・航空機燃料の開発と、触媒技術を用いた生鮮食品の長期保存について最先端の研究に携わる研究者の先生方に紹介してもらいます。

10/15【講演会】ガザの新たな平和と復興～国連事務次長補を招いて～

2023年10月から激しい軍事攻撃を受けているガザの復興と、持続的な平和作りはどうすれば可能なのか。UNDP（国連開発計画）のNY本部のアラブ担当局長として、ガザの復興の責任者を務めるアブダラ・アル・ダルダリ国連事務次長補をオンラインでお招きし、現場の状況や今後の復興への考えを聞きながら、参加者と議論します。

10/17【シンポジウム】戦争犯罪と人権の保護

近年、地域紛争や内戦の状況下で戦争犯罪をはじめ、さまざまな人権侵害や国際人道法違反が起きています。国際社会は、国連や国際的司法機関、人道支援機関などを通じてこのような事態にどのように対処しているのか、また今後どのように対処すべきか、共に考えます。

10/18【シンポジウム】自治体・企業の地域規模の気候変動問題への取り組み

2050年のカーボンニュートラル社会実現に向け、世界規模で引き起こされる気候変動の現状を理解し、自治体ならびに企業の先進的な脱炭素の取り組みと再生可能エネルギー導入促進に資するのためのコレクティブ・アクションについて議論します。

10/21【講演会・ワークショップ】国際機関・国際協力キャリア・ワークショップ

国際機関や国際協力分野でのキャリアを考える皆さんへ、グローバルキャリアのすすめについての講演と本学のアドバイザリーネットワークである国際機関、NGO、民間企業でご活躍の豊富な経験を持つ方々をお迎えし、来場者参加型のクロストークを行います。

10/23【シンポジウム】世界遺産:平和で持続可能な社会へ

今、私たちは、気候変動、戦争や紛争など、国境を超えた多くの課題に直面しています。一方、世界遺産の文化と歴史的価値や壮大な美しさはかけがえのないものです。本シンポジウムでは、私たちの共有財産である世界遺産が、平和、相互理解、持続可能な開発、環境保全の促進にどのように貢献できるかを考えます。

10/8~10/24【写真展】世界遺産のモノローグ

<10/23関連イベント>四谷キャンパス2号館エントランスにて
世界で1200を超える世界遺産は、この美しい星に暮らす私たち共通の財産です。最多の保有国イタリアでは59、日本では26。それぞれに固有の歴史と文化と自然が色濃く反映され、そのひとつひとつが私たちの将来に示唆に富んだ言葉を語りかけてきます。

10/24【シンポジウム】国連デー／人道支援におけるイノベーション：なぜ必要か、誰のためか

＜国連デー ：アントニオ・グテーレス国連事務総長によるスペシャルビデオメッセージ＞
紛争や自然災害に対する人道支援は、イノベーションを促進することで進化を続けています。しかし、人道支援におけるイノベーションの定義や目的については、必ずしも関係者の間に合意があるわけではありません。さらに、イノベーションの効果に関するエビデンスも限られています。これを踏まえて、このシンポジウムでは国連の人道支援機関によるイノベーション実践について学び、その可能性や課題を考えます。