研究所 等
上智大学研究機構
上智大学研究機構は、上智大学における組織的研究活動を戦略的かつ総合的に推進し、特色ある学術研究の体系的かつ効果的な遂行と人材養成及び研究成果の学内外への発信を目的として2005年4月に活動を開始しました。
研究機構は、2研究部門(常設研究部門、時限研究部門)から構成され、さらに各研究部門の下には、研究活動の主体である研究単位(研究所、センター)が設置されています。
常設研究部門
持続的な研究活動を安定的に行うことを目的に設置されている研究部門。各研究所の活動基盤となる活動経費や事務スタッフ人件費は学内予算から支出され、専用の研究施設・設備を有しています。常設研究部門についての詳細は上智大学 常設研究部門サイトをご覧ください。
キリスト教文化研究所
キリスト教の歴史的変遷における価値と現代の諸文化、未来への展望を追究しつつ、東洋の諸宗教の専門的研究にも取り組んでいます。
中世思想研究所
ヨーロッパ中世思想をキリスト教神学、哲学、文学、歴史、教育、法学、科学史など幅広い側面から研究することを目的としています。
イベロアメリカ研究所
ラテンアメリカ・カリブ地域研究では日本屈指。充実した蔵書を誇り、各国の研究者・文化人との交流、出版活動、講演会・シンポジウムなども行っています。
国際言語情報研究所
理論的な言語研究だけでなく、応用言語学や英語教授法、言語聴覚障害の研究・指導、音声学の研究により、国政情報伝達に貢献しています。
グローバル・コンサーン研究所
人間の尊厳と連帯を脅かすようなさまざまな問題をグローバルな視点から研究し、学生や社会に意識化の場を提供することで変革のための人材養成を行うことを目指しています。
比較文化研究所
比較研究の視点から、社会科学や人文科学における学際的な研究を推進。所員の研究テーマに沿った講演会やシンポジウムを開催し、国内外の研究者とソフィアをつなぐ学術交流と、成果の公開を行っています。
ヨーロッパ研究所
ヨーロッパ全域の歴史、社会、言語、文化を総合的・学際的に研究し、その成果を多言語で幅広く発信しています。
アジア文化研究所
地域研究の手法を用いて、アジア、中東、アフリカの考古・歴史・宗教・政治などを調査研究。国際社会の相互理解に資することを目指しています。
アメリカ・カナダ研究所
アメリカ・カナダ両地域の諸問題を学際的かつ総合的に研究。その成果を教育の現場に還元しているほか、当該地域に関する理解と知識の普及に貢献しています。
地球環境研究所
地球環境問題を学際的に研究する先駆的研究所として発足。大学院地球環境学研究科、法、経済、理工等各学部の教員が在籍し、地球環境に関する総合的、学際的な共同研究を行っています。
メディア・ジャーナリズム研究所
学内外の研究者、メディア関係者、行政機関などと連携しつつ、国内外のメディア・コミュニケーション、ジャーナリズムの研究を深め、その成果を活発に発信しています。
イスラーム地域研究所
イスラームの名を冠した国内唯一の常設地域研究拠点。国内のイスラーム地域研究の推進に寄与するとともに、世界大での研究の認知と展開を推し進めることを目指しています。
時限研究部門
学外の組織又は個人から提供される研究資金を獲得して研究活動を行う時限研究部門。研究単位として公認してよりよい研究環境を提供することで、上智大学全体の研究レベルの向上と研究領域の拡大、さらには社会の発展に寄与することを目的としています。
ナノテクノロジー研究センター
上智大学におけるナノテクノロジー研究の中心的な役割を担う組織。学問的にナノ結晶効果を明らかにすることが大きな目的です。現在、ナノコラム発光素子に関する企業との共同研究プロジェクトを中心に活動しています。
次世代航空機CAE技術研究開発センター
航空機設計におけるバーチャルテスティングの実現を目指し、計算機援用工学(CAE:Computer Aided Engineering)の技術開発を行うことを目的として研究活動を行っています。
フォトニクス研究センター
新しい物性物理現象として注目されているトポロジカルフォトニクスを室温下の可視光領域で実験的に検証。新しい光デバイスの創生を目指しています。
上智大学附置研究機関
上智大学には研究機構に属さない附置研究機関等があり、それぞれが特徴ある研究活動をおこなっています。
グリーフケア研究所
グリーフを抱える者「悲嘆者」がケアされる健全な社会の構築を目指し、グリーフケアの研究、グリーフケアに関わる人材の養成を行っています。また、公開講座なども開催しています。
生命倫理研究所
生命倫理、医療倫理、医療福祉を包摂した領域が対象の学融合型研究拠点で、人の生命について倫理的・法的・社会的研究を行っています。シンポジウム、セミナーなどを開催しています。
モニュメンタ・ニポニカ
「Monumenta Nipponica」は、1938年に創刊され、世界でも有数の日本研究学術雑誌として、海外でも高く評価されています。
半導体研究所
上智大学創立100周年記念事業の一環として設立された研究拠点。半導体工学関連の研究者を中心に新分野の開拓を進めています。
国際関係研究所
国際政治学と安全保障に係る研究を両軸に国内外の研究機関と積極的に連携。研究会、講演会、シンポジウム、学生向けセミナーを開催しています。
国際協力人材育成センター
経験豊かな有識者のちからを結集し、国際協力分野での活躍を目指す次世代の人材の育成を総合的にサポート。講演会、シンポジウム、公開講座を企画・開催し、情報を提供しています。
多文化共生社会研究所
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社との産学連携により設立。スポーツを通じての障がい者の社会参画、災害時の被災者支援、在日外国人支援などの課題に取り組み、誰一人取り残されない社会の実現を目指しています。
人間の安全保障研究所
貧困、環境、保健医療、移民難民、平和構築の5つを、国際社会が抱える「人間の安全保障」上の重要な課題として位置づけ、これらの課題解決に有効な政策・制度の設計に社会科学の研究手法を用いて取り組んでいます。
アイランド・サステナビリティ研究所
上智大学の学際的な専門性を活かし、国際的パートナーと連携して国内外の島嶼地域および海外連携大学とパートナーシップを形成し、島嶼地域の持続可能性を支える研究及び関連活動を行っています。
上智学院附置研究機関
上智大学の設置母体である学校法人上智学院に附置された研究機関です。