「上智大学国連Weeks, June 2018」を6月1日から11日に開催します。

「国連の活動を通じて世界と私たちの未来を考える」

上智大学では、2018年6月1日(金)から6月11日(月)まで、「上智大学国連Weeks, June 2018」を開催します(後援:国連広報センター)

「国連の活動を通じて世界と私たちの未来を考える」をコンセプトに2014年から始まったこの企画も第9回目を迎えました。 今回はジュネーブの国連欧州本部官房長をお迎えし、元国連事務次長の明石康氏や元駐米大使の藤崎一郎氏らと対談するトークセッションのほか、11名の国連機関の駐日代表らと学生がクロストークを行うイベントなど計8つの企画を実施します。
皆様のご参加をお待ちしております。

◆国連Weeksへの参加申込みは こちら

◆国連Weeksの全体チラシは こちら(PDF)(1.50 MB)

【1】キャリアセッション
「国際機関・国際協力 キャリアを語ろう」

昨年のキャリアセッションの様子

国際機関や国際協力分野でのキャリアを考える学生のみなさんへ
グローバルキャリアのすすめ方についての講演と現役で国際機関、NGOで活躍する皆さんをお迎えし、来場型クロストークを行います。

日時: 6月1日(金)18:00~19:30(開場17:30)
場所: 四谷キャンパス2号館17階 国際会議場
対象: 本学学生および教職員、高校生、一般の方 [要事前申込]
言語: 日本語・英語(日本語通訳あり)
主催: 上智大学国際協力人材育成センター(SHRIC)

【講演内容】
〇講演(Skypeでアメリカから中継)〇
鈴木 博明氏
国際協力人材育成センター客員所員、元世界銀行主席都市専門官

〇クロストーク〇
<SHRIC アドバイザリーネットワーク>
近藤 哲生氏 国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 代表
Dirk Hebecker氏 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所 代表
河原 直美氏 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所 副代表
焼家 直絵氏 国連世界食糧計画(WFP)日本事務所 代表
佐藤 摩利子氏 国連人口基金(UNFPA)東京事務所 所長
宮崎 成人氏 世界銀行東京事務所 駐日特別代表
横山 正氏 アフリカ開発銀行アジア代表事務所 代表
川上 千春氏 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 事務局長
千賀 邦夫氏 セーブ・ザ・チルドレン 事務局長
福嶌 香代子氏 外務省外交史料館 館長(元UN Women駐日代表)
岩切 敏氏 国際協力機構(JICA) 上級審議役 岩切 敏氏
<モデレーター>
植木 安弘教授 国際協力人材育成センター所長 総合グローバル学部、元国連広報官

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【2】SDGs パネル展
「パートナーシップでつくる私たちの世界」

「持続可能な開発目標:SDGs」のことを皆さんはどのくらい知っていますか? SDGsをもっと身近に、自分の事として考えてもらえるように、わかりやすいパネルを作成しました。ぜひ足を止めてご覧になってください。

日時: 6月1日(金)~6月11日(月)9:00 ~17:00
場所: 四谷キャンパス2号館1階 エントランスロビー
対象: 本学学生および教職員、高校生、一般の方 [事前申込不要]
言語: 日本語・英語併記
主催: 上智大学、
国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

【3】トークセッション
“World Order in an Age of Uncertainty: Challenges and Opportunities for the United Nations”

国際情勢がより混迷していく中で、世界は対立を深めていくのか、それとも協調的で安定的な世界へと移行していくのか、私達は今その岐路に立っていると言えます。
そのような中で、国連は何ができるのか、その課題や役割は何かを国連の最前線で活躍している国連職員や外交の専門家達と一緒に考えます。

日時: 6月4日(月)18:00~19:30(開場17:00)
場所: 四谷キャンパス2号館17階 国際会議場
対象: 本学学生及び教職員、高校生、一般の方[要事前申込]
言語: 日本語・英語(同時通訳あり)
主催: 上智大学

【プログラム】
〇基調講演〇
David Chikvaidze氏 国連欧州本部(UNOG)官房長

〇トークセッション〇
<パネリスト>
明石 康氏 国際文化会館理事長、元国連事務次長・事務総長特別代表
藤崎 一郎氏 日米協会会長、元駐米大使
<モデレーター>
植木 安弘教授 国際協力人材育成センター所長 総合グローバル学部、元国連広報官

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【4】平和構築セミナー
「JICAの平和構築支援と国際機関とのパートナーシップ」

ウガンダの難民キャンプに暮らす南スーダン難民の子どもたち(久野武志/JICA)

紛争、暴力的過激主義および難民に関する最新の動向、またこれらの課題に対するJICA の平和構築の取り組みや国連等との連携の状況について紹介するとともに、参加者と平和構築の課題や今後のあり方について議論を深めます。

日時: 6月5日(火)18:45~20:45(開場18:00)
場所: 四谷キャンパス2号館17階 国際会議場
対象: 本学学生及び教職員、高校生、一般の方 [事前申込不要]
言語: 日本語
主催: 上智大学グローバル教育センター
協力: 独立行政法人国際協力機構(JICA)

【登壇者】
<講師>坂根 宏治氏 JICA 平和構築・復興支援室長)
<コメンテーター>安野 正士准教授 上智大学国際関係研究所長、国際教養学部
<コーディネーター>東 大作教授 グローバル教育センター


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【5】シンポジウム
「SDGs達成のための教育・研究活動の役割を共に考える」

SDGsの達成を見据え、アジア地域とラテンアメリカ地域の湿地環境の保全および活性化を題材に日本とコロンビアから、パン・パシフィック・パートナーシップの構築に向けた議論をします。

日時: 6月6日(水)17:00~19:00(開場 16:30)
場所: 四谷キャンパス2号館17階 国際会議場
対象: 本学学生及び教職員、高校生、一般の方 [要事前申込]
言語: 英語
主催: 上智大学地球環境研究所
共催: 地球環境学研究科、教皇庁立ハベリアナ大学(コロンビア)
協力: 上智大学イベロアメリカ研究所

【プログラム】
〇セッション1〇
“SDGs as an integral part of the Pan-Pacific wetland dialogue”
<登壇者>
黄 光偉教授 地球環境学研究科
Sebastian Restrepo Calle教授 ハベリアナ大学
Juan Ricardo Gomez Serrano教授 ハベリアナ大学

〇セッション2〇
“Putting SDGs on researchers’ agendas : perspectives from wetlands”
モデレーター:あん まくどなるど教授 地球環境学研究科

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【6】シンポジウム
「ビジネスと人権」—ビジネスが日本そして海外において人権をいかに尊重するか—その取り組みと課題

「ビジネスと人権に関する指導原則」が国連で採択されたことを契機に、国際社会のコミッメントである人権の達成における企業の役割が改めてクローズアップされ、様々なビジネスセクターでの取組みが進んでいます。今年は、世界人権宣言の国連総会採択70周年でもあり、本国際シンポジウムでは、国連人権高等弁務官事務所の代表を招いて、世界人権宣言採択以後今日に至るビジネスと人権上課題の変遷や、企業に求められる役割について議論を深めます。特に、ESG投資としても注目を浴びているファイナンスセクターの人権尊重の役割にフォーカスした上で、2年後に迫る東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、海外サプライチェーン上の人権リスク及び国内の外国人労働者の人権尊重上の課題と取組みの現状について議論しつつ、本分野で期待されるオリンピックレガシーについても考えます。

日時: 6月7日(木)9:50 ~16:30(開場9:30)
場所: 四谷キャンパス2号館17階 国際会議場
対象: 本学学生及び教職員、高校生、一般の方 [要事前申込]
言語: 日本語・英語(同時通訳あり)
共催: 上智大学
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
ジェトロ・アジア経済研究所
Ey Japan 気候変動・サステナビリティサービス

【プログラム】
総合司会 浦元義照教授 グローバル教育センター特任教授

〇基調講演〇
“Chief of the Human Rights and Economic and Social Issues Section”
Lene Wendland氏(OHCHR Chief of the Human Rights and Economic and Social Issues Section)

〇パネルディスカッション①
「人権尊重を促進する金融の役割」
<登壇者>
引間 雅史教授 学校法人上智学院経営企画担当理事
小野塚 惠美氏 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント㈱ スチュワードシップ責任推進室長、ヴァイス・プレジデント
平野 ゆうこ氏 みずほフィナンシャルグループ戦略企画部 サステナビリティ推進室調査役
Lene Wenland氏 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)
モデレーター:牛島 慶一氏 EY Japan 気候変動・サステナビリティサービス 日本リーダー プリンシパル

〇パネルディスカッション②
「海外のサプライチェーンにおける人権課題」
<登壇者>
浦元 義照教授 グローバル教育センター特任教授
木村 紀子氏 イオングループ品質管理部マネージャー、イオンサプライヤーCo事務局長
柳田 康一氏 経営サポート部門サステナビリティ推進部長
村主 知久氏 ベー&マッケンジー法律事務所
モデレーター:山田 美和氏 ジェトロ・アジア経済研究所新領域研究センター・法・制度研究グループ長

〇パネルディスカッション③
「2020東京オリンピック・パラリンピックと外国人労働者の権利」
<登壇者>
奈良 朋美氏 アディダスジャパン株式会社SEAグループ法務本部コンプライアンスマネージャー
和田 征樹氏 ㈱エナジェティックグリーン共同代表
Lene Wenland氏 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)
モデレーター:名越 正貴氏 EY Japan 気候変動とサステナビリティサービス マネジャー

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【7】シンポジウム
「高等教育におけるESD:大学はSDGsにいかに向き合うか」

「国連は、2015年から2030年の15年間における開発目標を「持続可能な開発目標(SDGs)」として提示しました。しかし日本国内では2005年から2015年を「国連持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」として、その普及促進を進めてきました。特にESD実践の場として「ユネスコスクール」の登録を進め、初等・中等教育においては、従来の科目体系の修正が起きるなど、ESDが進めるホリスティックな教育が可能となる土壌が形成されつつあります。一方で、高等教育機関においては、従来の学問体系の枠組みを維持しつつも、複合領域的な学びの機会の創出が試みられています。「持続可能な社会」という国連が提示した考え方に、大学はどう向かい合うのか。本シンポジウムでは、国内外の高等教育機関でESDに取り組む専門家を招聘し、この問いについて議論します。

日時: 6月8日(金)17:30 ~19:20(開場17:00)
場所: 四谷キャンパス2号館17階 国際会議場
対象: 本学学生及び教職員、高校生、一般の方 [要事前申込]
言語: 日本語・英語(同時通訳あり)
共催: 上智大学グローバル教育センター

【プログラム】
〇基調講演〇
「高等教育機関におけるESD-社会科学はいかに貢献できるか?」
チャヤン・ヴァダナプティ教授 チェンマイ大学(タイ) 社会科学と持続的発展のための地域センター所長
〇パネル・ディスカション〇
「高等教育機関におけるESD:どう受けとめ、取り組むか」
<登壇者>
永田 佳之教授 聖心女子大学教育学科、グローバル共生研究所副所長
フィリップ・ヴァウター博士 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)
チャヤン・ヴァダナプティ教授 チェンマイ大学(タイ)
モデレーター:小松 太郎教授 グローバル教育センター長、総合人間科学部教育学科

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【8】写真セミナー
「SDGs学生フォトコンテスト2018× 未来メディアカフェ SDGsフォト教室」

未来メディアカフェのワークショップの様子

都内高校生と上智大学生を対象に、「撮ってみよう!日本で見つけたSDGs」をテーマとした写真の撮り方教室を開催します。SDGsを学んだうえで、自分の視点で写真を通して表現する方法を身につけていただきます。また、フォト教室の様子を「未来メディアプロジェクト」サイトで紹介し、広く周知することで作品応募の際に参考にしていただきます。

日時: 6月11日(月)17:15~19:15(開場16:45)
場所: 四谷キャンパス2号館17階 国際会議場
対象: 本学学生及び、高校生 [要事前申込]
※高校生は学校単位でのお申込のため既に締切っております。
※上智大生の方は、お申込み後6月7日(木)までにフォト教室当日に利用する写真を提出していただきます。
※お申込後、必要な方にはニコン一眼レフカメラの貸し出しも行っております。
言語: 日本語
講師: 外山 俊樹氏(朝日新聞東京本社映像報道部)
主催: 国連広報センター、上智大学
協力: ㈱ニコン
メディアパートナー: 朝日新聞

◆参加申込みは こちら(上智大生限定)◆国連Weeks全体のフライヤーは こちら(PDF)(1.50 MB)◆未来メディアカフェのサイトは こちら

持続可能な開発目標(SDGs)学生フォトコンテスト2018

~撮ってみよう!日本で見つけたSDGs~

日本国内の身近な場所でのSDGs(持続可能な開発目標)を見つけることが、今年のコンテストのテーマです。SDGs17のゴールから関心のあるゴールを1つ以上選び、日本国内で見つけたこと・気づいたこと、ゴール達成への思いを“写真”で表現してください。
今年は大学生、短大生、大学院生、専門学校生に加え、高校生からの応募も受け付けます!

募集期間:5月10日(木)~8月20日(月)
応募資格:大学生、短大生、大学院生、専門学校生、高校生
審査員:レスリー・キー(写真家)他
賞の種類:大賞(外務大臣賞)1点、優秀賞3点、入賞(若干名)
※応募は日本国内で撮影した写真に限り、1人3枚までとします。
主催:国連広報センター、 上智大学
後援:外務省
特別協力:Getty Images Japan、(株)ニコン、(株)ニコンイメージングジャパン
協力:(株)シグマ、吉本興業(株)
メディアパートナー:朝日新聞社
◆応募サイトは こちら◆フライヤーは こちら(PDF)(1.08 MB)

報道関係のお問い合わせ

上智大学広報グループ
TEL:03-3238-3179
E-mail:sophiapr[at]cl.sophia.ac.jp ※[at]を@に変換

上智大学 Sophia University