上智大学とナイロビ大学が協力に関する覚書締結の署名式を実施しました

曄道学長とナイロビ大学のステファン・キアマ学長

1月29日、上智大学は、ナイロビ大学と協力に関する覚書(MoU)の調印式をケニア共和国の同大学にて行いました。

両大学は、日本とアフリカの大学間の交流・連携を深めることを目的とした「日本・アフリカ大学交流会議2023」への参加や、日本とアフリカ諸国の学生交流、学術交流支援の拡大を目指した日本・アフリカ大学連携ネットワーク(JAAN)を通じた交流を機に連携の可能性を高め、今回の締結に至りました。

ナイロビ大学は全学部長が調印式に列席

調印式では、ナイロビ大学の10学部全ての学部長が列席する中、曄道学長とナイロビ大学のステファン・キアマ学長が協定書を取り交わしました。また、各学部長との意見交換では、本学の多様な領域にわたる研究所への関心や、研究者・学生それぞれの交流に対する期待などが述べられました。

ナイロビ大学は、1970年に創設された、ケニアで最も歴史のある大学です。国内に12のキャンパスを持ち、幅広い研究分野で国内外に影響力のある同大学は、数多くの政治家やグローバルリーダーを輩出しており、現在もケニア国内におけるトップ大学です。今後、上智大学は様々な分野でナイロビ大学との協力関係を積極的に構築していく予定です。

上智大学とアフリカ

急激な経済成長を遂げるアフリカ地域は、今後、グローバル社会でより一層存在感を増す地域のひとつです。こうした背景を踏まえ、本学はアフリカをグローバル化推進の戦略的展開地域と位置づけ、現在、アフリカ地域の14カ国17機関と協定を締結しています。

毎年アフリカ地域への理解促進を目的としたイベント「アフリカWeeks」を開催しているほか、アフリカ開発銀行や現地教育機関との連携協定の締結、アジア文化研究所(Institute of Asian, African, and Middle Eastern Studies)を中心としたアフリカ研究の推進、総合グローバル学部や地球環境学研究科などの学部・大学院におけるアフリカ地域に関する教育活動の推進など、同地域との教育・研究交流を活発に展開しています。

上智大学 Sophia University