“Bloomberg ESG投資コンテスト2023”で本学から2つのチームが初入賞、レポート特別賞を受賞しました

Bloomberg L.P.が主催するESG投資コンテスト2023で、本学学生と海外大学院生の計6名で作成した2つのレポートが、高い評価を得てレポート特別賞に選出されました。

受賞を喜ぶメンバーたち(左から 下地慎之助さん、中野陸さん、後藤広樹さん、上田葵さん)

当コンテストは、世界中の機関投資家が利用するBloomberg端末を用いて100億円規模のESG投資ファンドを組成し、そのポートフォリオ及びレポート内容を競うもので、国内外の数多くの大学でチームが組まれ、取り組むものです。
メンバーたちは2つのチームに分かれ、水の循環型社会とアフリカ発企業の持続可能性をテーマとするファンドをそれぞれ協力して作り、レポートにまとめました。同社のESG投資コンテストは今年で7回目を迎え、本学学生の受賞は今回が初めてとなります。

Eureka代表 後藤広樹さんは、「同コンテストは、主に金融関連のゼミ・サークルに所属する高学年の学生が参加し、求められる知識のレベルが非常に高いものである。受賞は狭き門だと感じていたが、『現代の証券市場と上場会社』を受講するメンバーを中心に自主的に集まり、レポートに取り組んだ。自身は経済学部での学びを基にESG投資や特に水問題に関する世界中の文献を熟読し、どうすれば課題が解決できるのかという問いに本質的かつユニークな答えを提示することを心がけた。チームメンバーや指導教員の杉山佳子様、ファイナンスへの深い知識でEureikaチームにも多大なるサポートを下さった先輩の田爪様をはじめとする関係者の皆様のご尽力に感謝申し上げるとともに、今回の受賞が上智大生それぞれの立場でESG投資について考えるきっかけとなればと願う」と受賞の喜びを語っています。

■賞名:レポート特別賞 (2023年8月30日受賞)

■受賞レポート名 
・チームEureka:「『水の循環型社会』推進ファンド 」“Fund for Promoting Recycling-Based Society of Water”
・チームUniversal Set:「アフリカ発企業の未来 -持続的な成長とESG の視点-」“ A vision of corporate potential in Africa”

■受賞者
後藤 広樹【Eurekaリーダー】(上智大学経済学部経済学科2年)
田爪 翔【Universal Setリーダー】(University of New South Wales School of Computer Science and Engineering 修士1年)
中野 陸【副リーダー】(上智大学経済学部経済学科2年)
上田 葵 (上智大学経済学部経済学科2年)
鈴木 凜々花 (上智大学経済学部経営学科2年)
下地 慎之助 (上智大学法学部法律学科1年)

上智大学 Sophia University