大学生活のスタートをサポートする新入生向け行事を実施しました

ソフィア通り沿いに例年より遅れて満開の桜が彩る四谷キャンパスに新入生を迎え、入学前に交流を深められる「#春から上智の日」、学部学科ごとに教員と新入生が集う「オリエンテーション・デイ」、課外活動団体による新入生歓迎行事「フレッシュマンウイーク」などが行われました。

#春から上智の日

さまざまな企画を通して親睦を深めた

3月23・24日、これからの大学生活に期待を膨らませる新入生が、一足先に交流できる「#春から上智の日」が9号館アクティブ・コモンズで開催されました。学教職協働「ピア・カフェ」プロジェクトの学生、教職員が企画・運営を行う、入学前に新入生同士が交流できる唯一の大学後援イベントです。上智クイズやワークなどで新入生同士のつながりをつくると同時に、上級生から学生生活のヒントや体験談を聞くことで、これからの大学生活を前向きに捉えてもらうことを目的としています。2017年から続くイベントで、今では定員以上の応募があり抽選になるほどの好評ぶりです。

運営学生のほとんどは、自分が新入生の時に同イベントに参加しています。本企画のコアメンバーの一人である矢島美蘭さん(総看2)は、「ピア・カフェに参加したきっかけであるこのイベントに、運営として携わることができたのはとても感慨深いものでした。実際に企画を考えている期間は、『この内容は新入生にとって実りあるものか?』という点を意識しました。イベント当日に新入生や学生メンバーの笑顔をたくさん見ることができ、大切な思い出の一部になりました」と振り返ります。

ほとんどが一人参加であるものの、イベント終わりには同級生や先輩と親睦を深めて連絡先を交換したり、入学式での再会を約束したりする新入生も多く、両日とも盛況のうちにイベントを終えました。

さらに、「ピア・カフェ」では、4月3~10日の1週間、新入生相談企画「上智あれこれカフェ」を開催。大学の雰囲気や履修登録、課外活動など、新学期に不安に感じているあれこれを、ふらっと立ち寄り先輩学生に気軽に相談できる企画です。「ピア・カフェ」では、入学前から入学後まで、さまざまな面で新入生のサポートを行っています。

オリエンテーション・デイ

新入生の相談に耳を傾ける学科ヘルパー

4月3日~5日の3日間にわたり、四谷キャンパスでオリエンテーション・デイが学部学科ごとに開催されました。本学の教育精神である「他者のために、他者とともに」を体現する伝統的な行事で、新入生がスムーズに大学生活を始められるよう、勉学や学生生活に関するガイダンスを行うことを目的としています。

研究室で教員から説明を受ける新入生

かつては「オリエンテーション・キャンプ」と呼ばれ、宿泊施設で行う1泊2日のプログラムでしたが、2023年度から個々の学生の多様性に配慮し、一部の学科を除いて日帰り形式での実施となりました。

学外施設でガイダンスを受ける学科もあった

学科集会では、教員の紹介、学科のガイダンスや履修登録の説明などが行われました。また、「学生ヘルパー」と呼ばれるボランティアの上級生も参加。会場では終始和やかな雰囲気の中で、新入生は上級生から履修や学生生活のアドバイスを受け、同級生とも親睦を深めました。

フレッシュマンウイーク

160もの課外活動団体が参加した

この企画はフレッシュマンウイーク実行委員会の主催で、約160の課外活動団体が参加する新入生歓迎イベントです。今年度は4月9・10日の2日間にわたり開催されました。特設ウェブサイトやSNSでは、新入生が効率的に会場を回れるように情報を整理して公開したほか、学食や売店など新入生向けに役立つ情報も紹介しました。

上級生がパフォーマンスで盛り上げた

メインストリートや各教室に配置されたそれぞれのブースでは、課外活動団体に所属する上級生たちが、揃いのユニフォーム姿でプラカードなどを掲げ、活動内容の宣伝を行いました。新入生は、次々に話しかけてくる上級生に最初は戸惑いながらも、団体の活動や大学生活全般の話などに熱心に耳を傾けていました。

上智大学 Sophia University