12月15日、アガスティン サリ理事長と石澤良昭教授(アジア人材養成研究センター所長)が来日したフン マネット首相(カンボジア王国政府)を表敬訪問しました。今回の訪問は、去る11月4日、カンボジア王国政府主催により挙行されたアンコール・ワット西参道完成式典(再開通式典)のお礼のため、トウィー リー在日カンボジア大使のご尽力により実現しました。
会場では、フン首相が「先日お目にかかりましたね」と明かすアガスティン理事長に親しく話しかけられ、和やかな雰囲気で面会が始まりました。石澤教授から、現首相の御父上であるフン セン前首相と同教授が談話する写真(1985年当時)を贈呈すると、「この時、私はまだ12歳でした。」と笑顔で応じ、「上智大学と石澤教授によるアンコール・ワットの保存修復活動と人材養成にカンボジア王国政府として御礼を申しあげたい。遺跡保存官の人材養成は今後も継続してほしい」と本学への期待を述べました。
アガスティン理事長は「石澤先生が33年間に渡り培ってきた人材養成の成果を踏まえて、相互の協力関係を引き続き強化、継続したい。」と応え、表敬訪問を終えました。
写真はすべて Ⓒカンボジア王国政府提供