8月1日から4日に東京アクアティクスセンターで開催された「第96回関東学生選手権水泳競技大会」において、体育会水泳部競泳部門男子・女子ともに見事2部準優勝の成績を収めました。これにより1958年創部以来初の快挙となる1部への昇格が決定しました。
水泳部前主将の江島慧一郎さん(総合人間科学部教育学科3年)に話を聞きました。
―今回準優勝できた勝因や練習などで工夫した点は何ですか
私たちは今回の結果を出すために2つの施策を遂行しました。1つ目は、早くからチームとして「関東大会1部昇格」という目標を掲げた事です。水泳は個人競技であるため、個人としてのレベルや目標は部内でバラバラです。しかし、チームとしての目標を早くから明確にできた事で、それぞれ個人の目標達成への努力がチームの目標達成への貢献に繋がるものになりました。2つ目は、練習内容を選手それぞれに合わせた内容とチーム一丸となって取り組む内容とに分けた事です。競泳は専門とする種目や距離によって必要となる練習内容が変わります。そのため、共通練習だけでは練習強度に偏りが発生し、全ての選手が成長できる練習にならない可能性がありました。そこで、チームを専門種目に応じて3つのグループに分割し、それぞれのグループに最適な練習を行うようにしました。一方、グループ練習だけではチームとしてのまとまりが希薄になってしまうと思い、週に1・2回は共通メニュを行い、チームの結束力も強くなるようにしました。
―次のシーズンに向けての目標を教えてください
来シーズンの目標は関東1部残留です。関東1部で戦う大学は全国のシード校やそれにわずかに及ばなかった大学の集まりであるため、かなり厳しい戦いになると思います。しかし、各々がベストを尽くす事で今回のように目標を達成することができると思うので、来シーズンもチーム一丸となって練習に励み、良い結果が残せるように頑張りたいと思います。