国産材を活用した優れた建築物・木質空間を表彰
1月31日、東京都が国産材を活用した優れた建築物・木質空間を表彰する「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」において、四谷キャンパス15号館が奨励賞を受賞しました。同賞は、多摩地域をはじめ全国の森林循環を促進し、林業・木材産業の成長を図ることを目的として、木材利用の新たな可能性を開拓する革新的・モデル的な建築物に与えられるものです。
15号館は、環境負荷が少なくCO2排出量の削減と森林資源の循環利用推進の観点から木造で建築され、2022年秋より供用を開始しております。
建物の外装は、多摩産の木材を交差させた格子で覆うデザインで、建学の理念に連なる「多様性」「他者との交流」「真理」「伝統」を表現しています。また、内装にも木材を積極的に使用し、外部格子の隙間から室内にやわらかな自然光が差し込み、施設利用者の快適性と生産性の向上にも期待が寄せられています。
2階および3階の教室は、社会人向けプログラム「プロフェッショナル・スタディーズ」などにも活用されています。また、設計・施工を担当した住友林業株式会社のCMキャンペーンでも使用されるなど、地域のサステナブルなランドマークとして注目を集めています。
受賞詳細はこちらからご覧いただけます。