10月19日、志賀高原で2019スカイランニング日本選手権が開催され、上正原真人さん(法学部地球環境法学科4年)がSKY部門(32km走)で見事優勝を果たしました。
スカイランニングとは、山岳を駆け登り、そのスピードを競うスポーツで、世界的にも競技人口が増加するなど、近年注目を集めています。本大会には全国から屈指のアスリート205人が集結。志賀高原の横手山、赤石山、琵琶池などを巡りつつ、2,000mもの標高差を含む不整地を駆け抜けました。
上正原さんは7歳からサッカーを始め、20歳の時にスカイランニングに出会いました。その魅力について「過酷な環境を乗り越えて得られる、景色や爽快感」と語ります。
本大会に向けては、ランニングを毎日欠かさず、週に2回、丹沢山や奥多摩の山岳地帯を走り込むなど、学業の傍ら、厳しいトレーニングを課して挑みました。競技歴が2年に満たないなかで、優勝タイム3時間30分00秒という好記録を叩き出し、今回の快挙を遂げました。
「前半戦のハイスピードなレース展開に戸惑ったが、トレーニングの量と優勝に懸けた想いは、誰にも負けない自信があった。厳しい練習が実を結んでよかった」と本大会を振り返りました。
来年、スペインで行われる世界選手権に、日本代表メンバーの一人として出場します。「初めて世界のトップと戦うチャンス。日本代表の中では最年少なので、物怖じせずに果敢に攻めていきたい」と意気込みを語りました。
本大会の様子は以下の動画サイトにてご視聴できます。
2019 JAPAN CHAMPS SKY/日本選手権スカイ部門(志賀高原エクストリームトレイル)