上智大学

ニュース 映画上映会

「アーティスティック ウクライナ」短編映画上映会を四谷キャンパスで開催します

ウクライナ人の若手写真家による写真展も同時開催中

上智大学では6月29日(水)にウクライナ人女性監督による6つの短編映画上映会を開催します。

この映画上映会は、本学での開催を皮切りに、ロンドン、韓国、シンガポール、ロサンゼルスでも上映が予定されています。また、これに先行して、ウクライナ人の若手写真家がウクライナの都市キーウ、ハルキウ、マリウポリで撮影した写真や芸術作品など約50点を四谷キャンパス 2号館1階にて展示しています。

映画上映会・写真展は、ウクライナを支援したい、ウクライナの文化・芸術を知ってほしいという同国に縁のある本学卒業生の想いを受けて実現したものです。企画・運営に携わる2人の卒業生へのインタビュー記事もあわせてご覧ください。
 


短編映画上映会

日 時:2022年6月29日(水)17:30~19:30

場 所:四谷キャンパス6号館101教室

言 語:ウクライナ語/ロシア語、英語字幕あり

申 込:事前申込み制です。6月27日(月)までにこちらの 申し込みフォーム から登録してください。

写真展

期 間:2022年6月30日(木)まで

開室時間:9:00~16:00

場 所:四谷キャンパス2号館1階メインエントランスおよびカトリック・イエズス会センター内ロビー
    詳しくは、映画上映会、写真展ウェブサイト をご覧ください。

 
映画上映会、写真展ともに、どなたでも参加いただけます。参加費用は無料ですが、ウクライナを支援するチャリティ団体への募金にご協力ください。 
 
 
主催:上智大学比較文化研究所
協力:カトリック・イエズス会センター、学生センター
配給:Ukrainian Female Film and Media Industry
 
 
 

企画・運営担当 卒業生インタビュー

本展の企画・運営担当者 代表 酒井有理弥さん、副代表 相馬綾乃さん(両名とも国際教養学部2021年卒業)に話を伺いました。
 
 

酒井有理弥さん(左)、相馬綾乃さん(右)
酒井有理弥さん(左)、相馬綾乃さん(右)

-映画上映会、写真展示会をすることになったきっかけは何ですか?-
 
 
戦争が始まり、ウクライナを何とか助けたいという想いから、Facebookに投稿するなど活動をしていました。その活動をきっかけに知り合ったUFFI(Ukrainian Female Film and Media Industry)代表のクセニア・ブグリモワさんから、ウクライナの女性映画監督や写真家を支援するため、日本で映画上映会と写真展を開催できないかと相談があったのがきっかけです。

その後、友人の後押しもあって、比較文化研究所、カトリック・イエズス会センターに上智大学での開催をお願いし、教職員の方々と協働で企画、準備を進め実現に至りました。
 
 

約50点の作品が展示中
約50点の作品が展示中

-上映する短編映画6本、展示中の写真約50点の中からお薦めを教えてください-
 
 
短編映画はすべて女性監督が手掛けたもので、1本あたりの長さは9分から27分、いずれも高い評価をうけている作品です。お薦めはサイレントムービーの「種」です。UFFI代表のブグリモワさんの監督作品で、カンヌ映画祭ショートフィルム部門で初上映されました。上映会の日には、ブグリモワさんもオンラインでご挨拶をいただく予定です。

展示写真では、特に母ダーシャと息子ボリスの写真がお薦めです。この写真に関連して、侵攻された都市マリウポリから脱出するこの親子の物語があるのですが、それも写真と一緒に展示されています。

また、ウクライナの伝統的な人形であるモタンキ人形を模した前衛的な写真もお薦めです。作品の解釈は難しいですが、それぞれ奥深い意味があります。例えば「大統領」の作品では、温かさを表す緑を基調に、胸元には国に対する愛情を示す心(心臓の模型)が示されています。
 
 

-映画や写真展を見る方にどんなメッセージを伝えたいですか?-
 
 
民族衣装やピサンキなど、ウクライナの伝統的なものは日本でも紹介されていますが、現地の若者が創り出す現代の文化・芸術をみてもらう機会が日本ではありませんでした。ウクライナに才能ある若者がたくさんいることを伝えたいですし、その魅力を感じていただければと思っています。また、今回の展示写真から、ウクライナ人の感情やウクライナの町の様子が見て取れます。瓦礫が積まれた町や悲惨な場面ではなく、戦時中の日常の光景からウクライナに親近感をもってほしいです。

いま世界の各都市に住むウクライナ人が、募金活動をはじめ母国ウクライナへのさまざまな支援活動を行っています。今回の短編映画上映会、写真展がその一例となり、その輪が広がっていくことを望んでいます。