上智大学

ニュース 基盤教育構想が三菱みらい育成財団の「21世紀型教養教育プログラム」に採択

本学の基盤教育構想が三菱みらい育成財団の「21世紀型教養教育プログラム」に採択

「学び続ける力を養い、自律した学修者を育てるカリキュラム」の仕組みが評価

上智大学の『「基盤教育センター」構想-全学共通科目の見直しによる新しい教養教育の実践』が、一般財団法人三菱みらい育成財団の2021年度助成対象に決まりました。同財団の「21世紀型教養教育プログラム」に応募があった44件の中から採択された10件のうちのひとつです。

この構想は、2022年度入学生からを対象とし、絶えず急速に変化する社会で求められる学び続ける力を育てるために、全学共通科目を、専門領域を超えてつなぐ科目群からなる横の軸と、俯瞰・導入から探求・統合に至るまでのレベルで構成する縦の軸で展開するカリキュラムとして組み替え、刷新するものです。

新カリキュラムは、入学前教育として、本学での学びをイメージし、入学後の学修への動機付けを行う科目「学びを学ぶ(オンデマンド)」の視聴から始まります。入学後、大きく「コア」と「展開知」に分けられた二つの科目群からなる全学共通科目を、所属学科の専門科目や語学科目と有機的に連携させながら、学生たちは学びを進めていきます。

全学共通科目の 「コア」科目群は、上智大学の教育の精神である「『他者のために、他者とともに生きる人』の育成」に表されている人間観・世界観について考える「人間理解」科目と、考える力の基本となるクリティカル・シンキングやデータリテラシーなどの知の技法を身につける「思考の基盤」科目で構成されています。「展開知」科目群は、未来を展望し、課題を認識し、「正解のない問い」について自らの頭で批判的に考える素地を作るために、多様な視座や幅広い知識を身につけ、実践・経験と結びつける科目を提供します。

また、「コア」および「展開知」のどちらの科目群にもレベル設定を行い、課題への気づきと学びの動機を与える1年次の導入的科目から高学年科目まで配置していきます。セルフ学修ポートフォリオを用いながら、自らの学修を振り返りつつ、デザインしていくことを通して、学生たちが自律した学修者として育っていくことを目指します。

三菱みらい育成財団ホームページ

上智大学基盤教育センターとは

上記のカリキュラム運営を担うのが、2021年7月に設置された基盤教育センターです。センターは全学共通科目の授業運営、開発、検討を担当する5つの領域(キリスト教人間学、身体知、思考と表現、データサイエンス、展開知)、新しい時代における教員の授業手法・ポートフォリオなどの開発を担う教育開発領域から構成されています。