アジア有数の国際会議「アジアの未来」に教員と学生が参加しました

成長著しいアジアへの理解を深める貴重な機会に

権准教授(上段右端から2番目)とゼミ生

5月25日・26日に日本経済新聞社主催の日経フォーラム第28回「アジアの未来」が都内で開催され、アカデミックパートナーとして協賛している本学からも、教員がパネルディスカッションに登壇したほか、在学生7名が会場にてその様子を聴講しました。

「アジアの未来」では、アジア大洋州地域の政治・経済・学界のリーダーらが集い、域内の様々な問題や世界の中でのアジアの役割について率直な意見交換が行われています。

同会議は1995年より開催されていますが、未来を担う学生の考えを企画に反映させたいという同社からの呼びかけがあり、今回初の試みとして本企画にアカデミックパートナーとして協力することになりました。

初日には、シンガポールのローレンス・ウォン副首相や、ベトナムのチャン・ルー・クアン副首相などの各国首脳陣の講演が行われ、世界情勢に鑑みた各国の役割などが話し合われました。その後、「多様性を認め合う社会に向けて」と題したパネルディスカッションが行われました。本企画では、総合グローバル学部の権香淑准教授のゼミに所属する学生発案のテーマが学内選考を通過し、同会議のパネルディスカッションのテーマとして採用される運びとなりました。

指導教員として権准教授はパネルディスカッションに参加し、「多様性を認め合う社会を作るためには、自分らしさを追求する姿を尊重できるような姿勢が重要」と話し、誰もが暮らしやすい日本社会を実現する重要性を強調しました。2日目にもマレーシアのマハティール・ビン・モハマド元首相などアジア各国を代表するような政治家、実業家、研究者らが登壇し、世界経済の成長の中心であるアジアの役割について多角的な議論が行われました。

本イベントには、本学の学生や教職員らも多くオンラインで聴講し、成長著しいアジアへの理解を深める貴重な機会となりました。

上智大学 Sophia University