国際的に著名な指揮者オスモ・ヴァンスカ氏が来校しました

6月9日、世界的に活躍する指揮者オスモ・ヴァンスカ氏が来校し、本学11号館7階の練習室にて、上智大学管弦楽団の学生を対象に約2時間にわたる特別レッスンを実施しました。

今回のレッスンは、本学同楽団の指揮者である金山隆夫氏が、米国ワシントン・ナショナル交響楽団で副指揮者を務めていた際のご縁により実現したものです。指導を受けた曲は、本学同楽団が6月21日の定期演奏会で演奏を予定しているブラームス「交響曲第1番」。120名を超える部員のうち、ブラームスの演奏を担当する70名弱が特別レッスンに参加しました。

レッスンでは、各楽章を通して作品解釈や演奏表現に関する指導が行われるとともに、音楽の構造やフレーズの捉え方、アンサンブルにおける音の関係性について、具体的かつ実践的な助言が行われました。

レッスンの締めくくりにヴァンスカ氏は、「皆さんと一緒に音楽づくりができたことは大きな喜びであり、多くのエネルギーをいただきました」と述べました。また、楽器を演奏するという経験は、将来どのような分野に進む場合であっても皆さんの糧になると語り、音楽に取り組むことの意義について言及しました。

この学びを生かし、上智大学管弦楽団は6月21日、文京シビックホールにて定期演奏会を実施いたします。レッスンで得た気づきと積み重ねが反映された演奏曲を披露します。

上智大学管弦楽団 第122回定期演奏会

場所:文京シビックホール 大ホール

日時:2026/6/21(日)

開場: 13:15 / 開始: 14:00 / 終了: 16:00

上智大学管弦楽団 第122回定期演奏会【 上智大学管弦楽団】 | 文京シビックホール 大ホール

演奏指導を受けた部員からの感想コメント

コンサートミストレス 惣宇利 真衣さん (外国語学部ドイツ語学科3年)

オスモ先生の力強いご指導は、音楽を単に自動的に進む音の羅列として捉えるのではなく、楽譜に誠実でありながらも、その先にある深いところへと私たちを導いてくださいました。

今回は難解なブラームスの楽曲ということもあり、日頃の練習ではどうしても譜面を追うことばかりに気を取られがちでした。しかし先生の指導を通して、音楽とは本来、楽譜の指示に忠実である上で、さらにその先にあるものなのだと強く実感させられました。

リハーサルの最後、オスモ先生は私たちに向けて『将来皆さんは音楽とは違う職に就くかもしれない。しかし、このブラームス1番のリハーサルはずっと心に残るでしょう』と言葉をかけてくださいました。先生がくださったその温かいメッセージと、貴重な練習を通して得た深い学びは、私の中にこれからもずっと残り続けると思います。この貴重な経験を糧に、今後の演奏や音楽に向き合っていきたいです。

上智大学 Sophia University