上智大学と西江大学の両学生による協働プログラムを2月14日~2月18日に開催しました。このプログラムは課外教育の一環として、本学と同じカトリック大学である西江大学(韓国)を訪問し、学生同士の交流を図ることを目的としています。
両大学の学生同士が主体となって自由に発案・企画を行い、カトリック大学同士としてシノダリティ(Synodality)* の精神を共有しながらともにプログラムを作り上げ、親睦を深めます。記念すべき初回は西江大学をホーム校として開催されました。
*シノダリティ(Synodality):キリスト教において ともに歩む道 を意味する

初日は、金浦空港で西江大学の学生たちによる温かい歓迎を受けた後、西江大学キャンパスに移動してオリエンテーションを行いました。2日目はロッテワールド・ロッテタワーの観光、3日目はキャンパスツアーを行い、時間を重ねるごとに学生同士が打ち解けてゆく姿が印象的でした。


3日目に行ったグループワークでは、「美意識」、「教育」、「社会課題」、「就職」「流行」といった多岐にわたるテーマで自由に話し合いをし、日本と韓国の文化理解を深め、フリートークだけでは辿りつかないような価値観の違いに触れることができました。

4日目には西江大学Sangyong Kim先生による、上智大学と西江大学のイエズス会を軸とした歴史についての講義がありました。グループディスカッションの時間も設け、両大学の深いつながりを感じることができました。学生からは「カトリック大学の学生として自覚を持つ機会となった」という声もありました。

このほか、弘大(ホンデ)観光、ゲーム大会、そして最終日前日のフェアウェルディナーなど、国籍や年齢を超えて交流を楽しむ様子が見られました。西江大学の学生達は、常に思いやりや気遣いを持って上智大学の学生達に接してくれました。
最終日には、グループワークの成果発表を行った後、参加者全員に西江大学Oh Seil先生からサプライズで修了証が贈呈されました。
企画運営を担った上智・西江それぞれのリーダー学生たちの貢献、そして参加した学生たちの協力と社交性によって、互いの文化を深く知る機会に恵まれ、かけがえのない友情が育まれるなど、沢山の出会いや気づきが盛り込まれたプログラムの誕生となりました。
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