9月21日に2023年度秋学期入学式が父母、保証人参列のもと行われました。来場できない卒業生、新入生、父母、保証人にはYouTubeから式の模様が同時配信されました。
外国語を話す学生が多く国際色豊かな式は、英語研究会(SESS)の学生が司会を務め、すべて英語で執り行われました。
国際教養学部のほか、Sophia Program for Sustainable Futures(SPSF)、理工英語コースなど、英語のみで学位が取得できる学部学科や研究科に今秋入学した正規生は225人(再入学者1人を含む)。うち142人は外国籍の新入生でした。
式はアントニウス・フィルマンシャー神父(カトリック・イエズス会センター)の祝福で始まり、マタイによる福音書9章16節から17節が朗読されました。曄道佳明学長の式辞に続いて、新入生代表のシィン・ジェンさん(SPSFコース 文学部)が登壇し入学の言葉を述べました。
サリ・アガスティン理事長は祝辞の中で、かつて本学に来校したノーベル平和賞受賞団体「地雷禁止国際キャンペーン」のメンバーによるメッセージを紹介し、「大学で学ぶ意義は、単に学位取得の証明を得るためではなく、グローバルな課題解決に向けて貢献する人になることです。そのためにはカリキュラムの履修や専門の研究のみならず、大学で過ごす年月の中で自由と正義、共感、叡智に特徴づけられた精神を自分の中に養ってください。イエズス会によって創立された上智大学の使命には「最も弱い立場の人を優先する」という根本的な価値原則があります。上智の教育精神『For Others, With Others』とともに皆さんが有意義な大学生活を送ることを期待しています」と述べました。
最後は管弦楽部演奏のもと、混成合唱団アマデウスコール、グリークラブとともに校歌を斉唱し閉式しました。
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