4月10日、上智大学創立110周年を記念したロゴマークが決定しました。 このロゴマークは学生や教職員からデザインを募集。応募総数60件の中から、選考委員会での審査を経て選定されました。採用されたロゴマークは、今年度開催されるイベントや行事のほか、記念グッズ制作など、創立110周年の広報活動で広く活用される予定です。
ロゴマークに採用されたのは、文学部哲学科3年の野村東生さんによる作品です。北から見た四谷の風景を図案化したデザインで、2つの「1」を表す長方形に施した装飾は、6号館の縦長の窓と、7号館のタイル状の窓がモチーフとなっています。また、「0」を表す円の下部のみに装飾を施し、四谷の象徴的な史跡である真田濠の形状を表現。四谷という地域との緊密な結びつきを訴求しています。
野村さんは、「真田濠・7号館・6号館という幅広い時代の建造物をモチーフに採用することで、四谷の歴史の一部として上智大学の歴史があり、それはこれからも続いていくというメッセージを込めました。伝統を背負いつつも、現代に生き、未来を志向するという上智の特徴を多層的に体現するデザインとしました」と話しています。
また、採択作品に次いで優れた4作品にソフィア賞が授与されました。4月18日には表彰式も執り行われ、総務担当理事のサリ・アガスティン教授から野村さんには目録を、ソフィア賞の受賞者には記念品が手渡されました。
110周年記念ロゴマーク公募 審査結果
■最優秀賞(採択):野村 東生さん(文学部哲学科3年)
■ソフィア賞:
・安藤 慎さん(理工学部物質生命理工学科3年)
・吉田 璃多さん(経済学部経営学科SPSF1年)
・グエン アイン ハさん(国際教養学部国際教養学科1年)
・釜田 真穂美さん(ウェルネスセンター職員)