上智大学15号館が2023年度ウッドデザイン賞を受賞しました

上智大学(東京都千代田区、学長:曄道 佳明)四谷キャンパスに設置された「上智大学15号館」が、一般社団法人日本ウッドデザイン協会が主催する2023年度ウッドデザイン賞(建築・空間分野)を受賞しました。「ウッドデザイン賞」は木の良さや価値を、デザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰する顕彰制度です。

15号館外観

「上智大学15号館」は、木造3階建ての耐火構造で、2022年5月に完成した上智大学で最も新しい施設です(設計・施工:住友林業株式会社)。上智大学では、国連の定めるSDGs(持続可能な開発目標)実現のための活動に全学を挙げて取り組んでいます。

15号館3階の教室

15号館建設にあたっては、環境負荷が少なくCO2排出量の削減と森林資源の循環利用推進の観点から、木造建築が採用されました。供用開始以来、地域のサステナブルのランドマークとして、社会人教育や地域交流拠点として活用されています。

特徴的な外観のデザイン

建物の外装は、多摩産スギの太さが異なる木材を交差させた格子で覆うデザインで、建学の理念に連なる「多様性」「他者との交流」「真理」「伝統」を表現。

構造躯体のCO2排出量は217トンと、一般的な鉄筋コンクリート造や鉄骨造で建築した同様の施設と比較し、構造躯体の資材製造時CO2排出量をそれぞれ15%、20%削減しています。


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