海外渡航が難しい状況下でも学生同士の交流を
6月25日に本学学生とアジア圏をはじめとする協定校の学生18名がオンライン上で集まり、マインドフルネスの学びと実践を通して交流しました。
本イベントでは、国内外の企業やスポーツチーム・学生向けにマインドフルネスコーチとして活動している川井 千佳氏を講師として迎え、マインドフルネスがもたらす効果や脳科学に基づいたレクチャーに実践も加えた盛沢山の内容で90分のワークショップを行いました。
マインドフルネスという言葉は知っていても実際に体験するのは初めてという参加者が多くを占める中、まずは目をつぶり、講師の声によるガイダンスで、初心者でも椅子に座ってできる呼吸法やストレッチ、そして瞑想の実践を行いました。
参加した大学院生は、「長引くコロナ禍や日々の勉強でストレスを感じていたが、実際に体験してみるとほっと一息つくことができ、気持ちよく1日のスタートを切るきっかけとなった」と感想をシェアしていました。また、マインドフルネスはCompassion(思いやり)が大切だという講師の説明を受けて、海外学生からも「マインドフルネスを学ぶことはリーダーシップの向上にもつながるか?」といった質問が出るなど活発な交流が行われました。
最後のパートでは少人数での対話タイムを設け、上智生と海外学生が実際に瞑想をした感想や学んだことについて英語や日本語で自由に会話を楽しみました。「相手の国では瞑想をすることは一般的なのか?」といったお互いの文化についての質問や、「最近疲れていたけれど、毎日1分でもこのようなリラックスタイムを取り入れたいと思った」など、普段知らずのうちにストレスを感じている学生にとって自分を振り返るよい機会になったようです。
イベント終了時には、参加者全員がすっきりとした笑顔で記念撮影をして解散となりました。グローバル教育センターでは今後も様々な形で海外大学や学生との交流の機会を広く学生に提供していきます。