情報理工学科4年の松下拓夢さんが特許を取得しました

2018年度にパテントコンテストに入賞した松下拓夢さんが特許(特許第6706362号)を取得しました。
知的財産権(担当教官:川北喜十郎)の講義レポートを通じて発明し、2018年度パテントコンテストで優秀賞を受賞したために、特許庁から出願費用の助成及び担当教官の支援を受けて特許出願することができました。

食品容器に入った食品を食べるときに、箸やスプーンが無いと食べずらいことがあります。食品を販売するときに箸やスプーンを容器に付けると製造コストが上がります。また、プラスチック製のスプーンなどは環境上廃棄するのは良くありません。そこで、食品容器の蓋を食品を掴むためのトングにするという発明を考えました。容器の蓋は、円形の折り畳むことのできる素材でできたシート材で、折り畳むことによって、食品を把持することのできるトングになります。折り畳むために円形のシートのその表面にはマークが形成されていて、マークに沿って折りたたむことによってトングができます。蓋がトングを兼ねるので単純な構造でトング付きの容器になります。災害時でも箸やフォークが無くても食品を食べることができます。

上智大学 Sophia University