理工学部物質生命理工学科の三澤 智世助教が公益財団法人総合工学振興財団の研究奨励金に採択

理工学部物質生命理工学科の三澤 智世助教が、公益財団法人総合工学振興財団の「2020年度 研究奨励金」に7月5日に採択されました

■研究課題:
「ルテニウム二核錯体を反応場とする二酸化炭素の変換に関する研究」

■研究概要:
二酸化炭素の変換(還元)反応を、分子内に2つのルテニウムを連結した錯体(「二核」錯体)を用いて均一系で行うことを目指した研究である。「二核」錯体を用いることで、反応に必要となる多電子の移動を起こりやすくする。本研究課題で用いる金属間を酸素が架橋した錯体は一般に、物質の還元反応ではなく酸化反応の観点から着眼されている。その一方で、今回は還元反応を行う場所として着眼した点でも新規挑戦となる。

■研究担当者(所属・職位・氏名):理工学部 物質生命理工学科 助教 三澤 智世

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