本学理工学部物質生命理工学科の齊藤玉緒教授が、公益財団法人とうきゅう環境財団が助成する2018年度多摩川およびその流域の環境浄化に関する調査・試験研究助成に継続課題として7月18日に採択されました。
■調査研究課題:「多摩川の河川水、及び河川底の環境DNA解析による微生物叢解析
-微生物を指標とした河川管理ガイドラインの提案の試み-」
■概要:多摩川は東京都民の生活に密着した都市河川で、多くの親水域が設けられ人々に親しまれている河川です。これまで水の中にどのような細菌がいるかは、寒天培地を使った培養をしてから解析していたため沢山の「培養できない細菌」を研究することができませんでした。そこで、環境からDNAを直接取り出して解析するメタゲノム解析によって環境中の細菌の実態を明らかにして、多摩川の水質検査に役立てることを目指しています。
■研究担当者(所属・職位・氏名): 理工学部物質生命理工学科 教授 齊藤玉緒
・上智大学教員教育研究情報データベースはこちら
・関連する研究シーズ集はこちら
◇助成団体・助成制度の詳細はホームページをご参照ください。
URLアドレスhttp://www.tokyuenv.or.jp/