本学学生2名が日米研究インスティテュート(USJI)BTGプログラムに参加しワシントンDCを訪問

経営学科2年の児玉萌さんおよび総合グローバル学科2年の近藤穂佳さんが、日米研究インスティテュート(USJI)2018年度BTGプログラムに、本学から選抜されました。

USJIは、国内の7大学(京都大学、上智大学、筑波大学、同志社大学、立命館大学、慶應義塾大学、早稲田大学)で構成するコンソーシアムで、日米の課題解決に取り組む将来のリーダー育成事業を行っています。

BTGは、その若手研究者育成を目的とする重要な事業です。日米の大学生を対象に伴にリーダーシップ開発や社会問題の解決を学ぶことに加え、様々なセクターのリーダーとディスカッションや参加者同士のコミュニケーションを通じて、国内外を問わず活躍できるリーダーの能力を育てることを目的としています。毎年、各加盟大学の中から1~2名が選抜され、今年は日本から合計12名、米国からは9名が参加しました。

児玉さん、近藤さんは、2019年2月16日~3月4日の2週間にわたり、ワシントンDCに滞在しました。一週目には、米国の政府機関、世界銀行、非営利団体を訪問し、市民社会のあり方などについて学びました。各分野で活躍している人達によるプレゼンテーションやパネルディスカッションにも参加し、質疑応答の時間では現場で働いている方々からのアドバイスを頂く機会もありました。二週目には、東日本大震災復興のためのプロジェクトを日本とアメリカの学生がグループになり企画しました。グループワークの時間外でも伴に行動することで、アメリカの文化も学び、アメリカ人学生との絆を深めました。

現地では、アメリカ人との交流に限らず、世界銀行やネットワーキングレセプションにおいて、世界で働く日本人と話す機会もあり、世界で働くために必要なスキルについても学びました。更に、今回のプログラムに参加した様々な背景を持つ、日本人の学生との出会いはとても刺激的でした。将来の目標を持ち、努力し、活躍している学生と絆を築けたことは、大きな財産となりました。

児玉さん、近藤さんは、今回のプログラム参加を通して、自分の得意分野、強みを知り、自分の将来を考えるきっかけとなった事や、社会に還元したい、グローバルに活躍したい、という気持ちを持つにいたるなど、自身の心の成長を促す経験にもなりました。

今回の経験は、学生の視野や将来の可能性を広げ、今後も更に大きな発展をもたらしてくれるでしょう。

児玉さん、近藤さんの今後の成長を心から応援し、本学からこのプログラムにチャレンジする学生がさらに出ることを期待しています。
※毎年6月頃に説明会・募集要項を連絡しますので、是非チャレンジしてみてください!

上智大学 Sophia University