2023年ISFJ日本政策学生会議(30大学48ゼミ124グループが参加)にて、経済学部経済学科の学生グループが上位5本の論文に選ばれ、2グループがそれぞれ優秀賞を受賞しました。

実施日:2023年12月17日(土)・18日(日)
指導教員:釜賀 浩平(経済学部 経済学科 教授)
受賞グループ①
- 受賞内容:優秀賞
- 論文タイトル:「公平な子どもの受診機会に向けた医療アクセシビリティの格差是正」
- 論文著者:城川和真(グループ代表)・森住公貴(経済学科4年)江藤悠・内藤麻優子・細田耕平(経済学科3年)

概要:地理情報システム(GIS)データを用いて医療サービスへの空間的なアクセシビリティを町丁目ごとに計測し、子どもの医療受診行動の要因をパネルデータ分析に基づいて、空間的アクセシビリティに加え、自治体ごとの子ども医療費助成制度の内容や親の就労形態などを考慮して統計的に明らかにし、その結果に基づいて子どもの医療アクセシビリティの格差是正に向けた政策を提言。
受賞グループ②
- 受賞内容:優秀賞
- 論文タイトル:「住民の体感治安に影響を与える要因に基づいた防犯政策の立案」
- 論文著者:関根英悟・箱崎歩・山本脩真(グループ代表)・NGUYEN DUYEN THITHIEN(経済学科4年)齊藤康矢・高木有希奈・山崎有咲(経済学科3年)

概要:人々が主観的に感じる治安の状況をウェブ上のテキストデータから収集し、機械学習を用いたテキストマイニングにより人々が体感治安に関して考慮するトピックを抽出した上で、各トピックに対応する定量的な指標を用いたマルチレベル分析によって人々の体感治安に影響を与える要因を統計的に明らかにし、その結果に基づいて人々の体感治安の改善に向けた防犯政策を提言。