情報理工学科4年の金澤芳さんが「両利き麺汁掬いお玉」を発明し、特許を取得しました。
(特許第6981720号)
知的財産権(担当教官:川北喜十郎)の講義レポートを通じて発明し、2020年度パテントコンテストで優秀賞を受賞したために、特許庁から出願費用の助成及び担当教官の支援を受けて特許出願することができました。
金澤さんの発明は、「両利き麺汁掬いお玉」です。
麺類と汁の両方をすくえるお玉がありますが、市販のものは、左側に麺をすくうためのフォーク状の部分がありますが、左利きの人には不便です。
この発明では両側にフォーク状の部分を設けて、手元のレバーの操作でカバーを左右にスライド移動させて左右のフォーク状部分のどちらかと中央部を使えるようにしました。
こうすることで、右利きの人も左利きの人も、レバーを操作することで、麺と汁を同時にすくえます。
また、お玉の中央部に網目を設けて、カバーを中央から移動することで、具だけをすくえる工夫も追加されています。