間違いを恐れず、恥ずかしい気持ちを乗り越えて成長できた米国での3週間

岡田 陸玖
理工学部機能創造理工学科2年(留学時)

留学先:ノースカロライナ大学シャーロット校(アメリカ)
留学形態:海外短期研修

上智大学では毎年多くの学生が日本を飛び出して世界各国に留学しています。言語、文化、生活習慣の違いを乗り越えた先に見えたものとは。留学した学生たちの声を集めました。

高校生の頃から海外の大学院に留学、もしくは進学したいと考えていました。しかし理系英語に触れたことのない状態で長期留学をするには不安が大きかったため、その第一歩となる短期留学を探していたところ、このプログラムを知り、参加しようと決心しました。

今回参加したUniversity of North Carolina at Charlotte(UNCC)研修は理系学生のためのプログラムで、留学生一人と現地の学生一人がペンパルとしてペアになる制度がありました。そのペンパルも日本に興味がある人ばかりで、中には日本語を話せる人もいて、お互いの言語を教え合うなど非常に貴重な体験ができました。

自分のペンパルだけでなく一緒に留学に行った友達のペンパルとも仲良くなり、ショッピング、ダウンタウンやビーチなどの観光地だけでなく、地元学生が行くような場所にも連れて行ってもらい、楽しい時間を過ごせました。単に日本の友人同士で行く旅行とは違い、英語で対話しなければいけない状況を半強制的に作り出すことで得られる感覚が新鮮で非常に良かったです。

授業ももちろんあり、午前には物作り体験やディスカッションなど様々な方法で英語を吸収し、午後にはラボや工場見学のための予備知識や質問を考え、日常でも使えるフレーズを教わりました。また、先生たちは非常に優しく、間違いを恐れず沢山発言して、その分多くのことを学べました。

日本だと恥ずかしいなと思うことも、”自由の国” だからか、なぜか現地ではできることが多々ありました。恥ずかしいという気持ちを捨て、3週間をフルに自分の成長のために使える貴重な経験を得ることができたと感じます。出国した時は、3週間という期間なので、少し英語を話すことができればという気持ちでしたが、日本にいるだけでは見えなかった新しい考え方や見方を吸収でき、自分の殻を確実に破ることができました。一人で行くことが心配なら友達と、他の悩みがあるならそれらを取り除いてでも行くことで、価値のある時間を過ごせます。参加する価値は十二分にありました!

上智大学 Sophia University