インカ帝国の歴史に触れ、人々との会話を楽しみ過ごしたペルーでの日々

窪田葉那
外国語学部イスパニア語学科2年(留学時)

留学先:ペルー・カトリカ大学(ペルー)
留学形態:実践型プログラム

上智大学では毎年多くの学生が日本を飛び出して世界各国に留学しています。言語、文化、生活習慣の違いを乗り越えた先に見えたものとは。留学した学生たちの声を集めました。

ペルースタディーツアーでの経験はこれからも私の中に強く残るだろう。

ペルー・カトリカ大学では、ペルーの特有の地形や植民地化されていた歴史から文化が多様性に富んでいることや、現在の教育や格差の問題についての講義を受けた。滞在中はさまざまな場所を訪れたが、マチュピチュをはじめとするインカ帝国時代の遺跡はどれも緻密で、先人の知恵に感嘆した。

これは私にとって初めてとなるスペイン語圏の国での滞在で、人々の会話や看板など全てが刺激的だった。しかしまた同時に、お店などで自分のスペイン語力不足を痛感し、学習へのモチベーションに繋がる機会にもなった。

現地では特に人々との交流が印象に残っている。日系人の方からはペルーから見た日本や差別、抱えている問題などについて話を聞いた。ペルー在住の日本人の方からは、自分の将来の幅が広がるような話を聞くことができ、とても面白かった。また、ほかの学生の意見・考えを知ることで自分の学びを深めることができた。 以前は、日本から遠い国のイメージだったが、実際に行きたくさんのことを知ったことで今ではペルーを身近な国に感じる。

上智大学 Sophia University