上智とアフリカをつなぐ、学びと協働

大学の世界展開力強化事業 SAFICs キックオフイベント

Window to the World

上智大学は、文部科学省の令和7年度「大学の世界展開力強化事業(グローバル・サウスの国々との大学間交流形成支援)」において、タイプII:アフリカ諸国に採択されました。採択されたプログラムは、「国際協働を通じてグローバルな環境課題の解決に貢献するリーダー育成事業」です。

プログラム概要

日本とアフリカの国々との国際協働を通じて、地球規模の環境課題に取り組むことができる次世代リーダーを育成するために、講義、短期研修、実践的な国際協働研修を組み合わせ、理論と実践の両面から学びを深めます。

プログラムは以下の3つのコンポーネントにより構成されています。

共修型科目(講義)

日本とアフリカの学生は、COIL(国際協働オンライン学習)を活用した講義で両地域の歴史・文化・経済等を学びます。さらに、日本アフリカ研究、国際協力学研究、地球環境学研究を通じて、共通課題を探究するための専門知識を修得します。

短期研修

短期研修「アフリカに学ぶ(派遣プログラム)」や「サマーセッション(受入プログラム)」に参加し、共修型科目で得た知識を実践的に学びます。現地の学生との交流やフィールドワークを通じて、日本とアフリカに共通する地球規模課題への理解を深めます。

国際協働実践研修・中長期留学

日本の環境保全を学ぶHuman-Nature Coexistence Projectや佐渡プロジェクト、国際機関と連携したボランティアやインターンシップ、交換留学に参加します。地域社会・民間企業・国際機関など多様な現場で共通課題を発見し、国際協働による解決を目指します。

日本アフリカ協働実践プログラム オープンバッジ

履修証明

上記のカリキュラムを通して本プログラムを履修し一定の成績を修めた学生には「日本アフリカ協働実践プログラム」のデジタル履修証明としてオープンバッジを発行します。

連携大学

アフリカとの協働で地球環境の課題解決に取り組む派遣・研修プログラム

アフリカに学ぶ(派遣プログラム)

アフリカに対する固定的なイメージを超え、急速に変化する現地社会を理解することを目的としたプログラムです。変動するアフリカ諸国に実際に渡航し、渡航国が抱える課題とその歴史的背景を深く理解することを目指します。また、現地で出会う人々との対話、参加メンバー同士の学び合いを大切にしながら、個々の学びを深めていきます。渡航先は、年度により異なりますが、2026年度は、夏期:コートジボワール、春期:南アフリカです。

国際協働ボランティア

独立行政法人国際協力機構(JICA)との協働のもとで、JICAのボランティア(JICA青年海外協力隊)として本学の協定校であるコートジボワールのアビジャン市にあるフェリックス・ウフエ=ボワニ大学のJapan Cornerでボランティア活動を行います。学生は現地大学の教職員、学生や本邦民間財団から派遣されている日本語教師と協働し、日本語教育や教材開発、日本文化発信イベントの企画・運営等をボランティアとして支援します。

SADO Project
— Sustainability Study on SADO Island —

世界文化遺産「佐渡島の金山」と豊かな自然環境を有する佐渡島を舞台に、持続可能な社会について学ぶ現地研修型プログラムです。環境保全型農業、生態系保全、伝統文化、エコツーリズムなどをテーマに、地域住民との交流やフィールドワークを実施。日本とアフリカの学生が共に学び、地域社会への提言を行いながら、環境・社会・文化を総合的に捉える視点と、持続可能な未来の実現に向けた実践力を深めます。

学生の声

地域の声と異文化交流から広がった視点

外国語学部ドイツ語学科2年
狩野 晋一朗

SADO Projectに参加した学生たち

佐渡プロジェクトに参加し、地域の方々にインタビューを行ったことで、インターネットや資料から得られる情報だけでは分からない地域の実情を知ることができました。特に、人口減少などの課題について行政、農業や漁業関係者、高校生など様々な方に話を伺えたことが印象的でした。

また、アフリカ学生と共に活動し、同じ地域や課題を見ても育った環境や文化によって考え方が異なると実感しました。自分の語学力がもどかしい場面もありましたが、積極的に話しかけ、相手を理解しようとする姿勢が重要だと学びました。

掲載:Sophialogue Vol.1 2026 AUTUMN / WINTER(pp.24–25)
※この記事の内容は、2026年11月時点のものです。

上智大学 Sophia University