「日韓伝統楽器のしらべ 音がつなぐ夜」が開催されました

大学創立110周年を記念して日本と韓国の伝統楽器が集結

2月22日、紀尾井亭葵の間において『日韓伝統楽器のしらべ 音がつなぐ夜』が開催されました。23年11月に迎えた上智大学創立110周年を記念し、有志の職員が企画したものです。日本と韓国の伝統楽器が集結し、およそ70人の聴衆を前に美しい音色を響かせました。

筝曲部は琴や三味線などを用いて3曲披露した

 

第1部では、本学筝曲部の学生が出演し、琴や三味線の特徴や歴史などの解説を交えながら、見事な腕前を披露しました。聴衆からも伝統楽器について質問が寄せられるなど、関心の高さがうかがえました。


ヘグム(左)とカヤグム(右)

第2部では、日本国内でも多くのファンをもつ韓国の伝統楽器のプロ演奏家のアン・ジンソン氏(擦弦楽器:ヘグム)とヤン・フンジョン氏(25弦琴:カヤグム)が出演。ジャズ風の心地よいBGMに、伝統楽器のクラシカルな響きを織り交ぜたモダンな演奏で聴衆を魅了しました。

本イベントを企画した担当者は「創立110周年の節目に、過去と未来をつなぐ伝統楽器を通して教職員や学生が交流できたことは、大きな意義があった。音楽や文化を楽しみながら、国際交流の輪が広まれば嬉しく思う」と話しています。

上智大学 Sophia University