スウェーデンからの代表団が来訪しました

4月9日、エステルイェートランド県知事およびリンショーピン大学副学長を含むスウェーデン代表団(計11名)が上智大学を訪れ、意見交換および学内視察を行いました。

リンショーピン大学は、本学も参画する「MIRAI(日本・スウェーデン国際共同研究コンソーシアム)」のメンバー大学です。今回は、リンショーピン大学副学長と、同大学が所在するエステルイェートランド県知事を共同団長とする訪問団の来日に合わせ、駐日スウェーデン大使館の関係者と共に本学を訪れる運びとなりました。

杉村学長による冒頭挨拶 
赤堀副学長による本学の概要説明

冒頭では、杉村美紀学長が歓迎の挨拶を述べ、続いて赤堀雅幸学術研究担当副学長が本学の概要について説明。本学のグローバルなキャンパス環境や教育・研究に関する海外との連携実績など紹介するとともに、リンショーピン大学とのさらなる協働の可能性について言及しました。

また、訪問団には、リンショーピン市とリンショーピン・サイエンスパークの関係者も参加しており、大学が地域産業の活性化の核となっているエステルイェートランド県ならではの視点から、大学と地域社会との連携の在り方について説明がありました。

宮武理工学部長による理工学部および理工学研究科の概要説明 
澁谷教授によるデジタルグリーンテクノロジー学科の紹介

続いて、宮武昌史理工学部長から、理工学部および理工学研究科の概要が紹介されました。なかでも、2027年度設置構想中のデジタルグリーンテクノロジー学科(DG Tech)については、理工学部情報理工学科の澁谷智治教授より、設置の背景や学科の特徴、カリキュラムの方向性などが示されました。

藤田教授によるMIRAIの進捗報告

さらに、理工学部物質生命理工学科の藤田正博教授からは、自身の研究分野であるイオン液体(ionic liquid)の紹介とともに、現在MIRAIで進められているSDGsへの貢献を目指した共同研究を推進する4つのGlobal Challenge Team(GCT)の1つ、「GCT materials」のCo-chairとしての活動内容や、リンショーピン大学との国際共同研究の実績が共有されました。

さまざまな意見が交わされた 
キャンパスツアーの様子

リンショーピン大学副学長からは、理工学分野に関心を持ち日本への留学を希望する学生が多いことから、デジタルグリーンテクノロジー学科の設置は新たな機会となる点や、既に連携している分野に加え、リンショーピン大学が強みを有し、大学全体としての戦略的イニシアティブにも位置付けているAI教育など、発展の余地が大きい分野についても今後さらに協力を深めていきたいとの意見が交わされました。また、博士課程学生の交換を含めた人材交流についても具体的な提案がなされ、今後の連携に向けた道筋が示されました。

加えて、リンショーピン・サイエンスパークの代表からは、日本企業がスウェーデンにも多数進出している点に触れ、大学間交流にとどまらず、産業界との連携も視野に入れた協働の可能性について期待が述べられました。

本訪問は、研究、教育、産業連携など多面的な観点から意見を交わす貴重な機会となり、本学とリンショーピン大学、さらには地域社会を含めたさらなる協力関係の発展に向けた有意義な時間となりました。

上智大学 Sophia University