この度、上智学院ソフィア・アーカイブズでは本学の設立に関する貴重な資料を発見しました。
日本に大学を設立するために1908年に来日した3人のイエズス会神父(*)の一人アンリ・ブシェー神父が記した日記が2冊見つかりました。1冊はブシェー神父の母語であるフランス語によるもので、もう1冊は当時カトリック教会において公用語であったラテン語によるものです。
年代は共に1908年~1921年までのもの。『上智大学史資料集』第1集によると、ブシェー神父が当時フランス語で綴った日記を、その後1921年に上海に帰った後に、フランス語の日記をもとに、上智大学創設当時の経緯をラテン語で詳しく書き換え、恒久的な記録にとどめたものです。
『上智大学史資料集』第1集に日本語訳が掲載されているものの、オリジナルの日記の所在は不明でした。いずれの資料も、SJハウスアーカイブズからソフィア・アーカイブズに移管された資料群の中から見出されたものです。
(*)1908年7月31日、日本に大学を設立するために来日した3人のイエズス会神父:ドイツ人のヨゼフ・ダールマン神父、イギリス人のジェームズ・ロックリフ神父、フランス人のアンリ・ブシェー神父
今回の資料についてソフィア・アーカイブズ館長の角田 佑一神父(神学部神学科准教授)は、今回の発見について次のようにコメントしています。
この度、1908年に上智大学設立準備のために来日した3人のイエズス会神父の1人、アンリ・ブシェー神父の日記が見つかったことは、本学の歴史のみならず、近代日本における高等教育史・カトリック教会史を紐解く上で、極めて大きな意義を持つ発見です。 イエズス会員再来日から大学草創期に至るプロセスが、当事者の手によってフランス語とラテン語で詳細に記録されており、非常に貴重な資料です。
この度、1908年に上智大学設立準備のために来日した3人のイエズス会神父の1人、アンリ・ブシェー神父の日記が見つかったことは、本学の歴史のみならず、近代日本における高等教育史・カトリック教会史を紐解く上で、極めて大きな意義を持つ発見です。
イエズス会員再来日から大学草創期に至るプロセスが、当事者の手によってフランス語とラテン語で詳細に記録されており、非常に貴重な資料です。
なお資料の劣化状況などを考慮し、現時点では非公開です。
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大学創設当時の記録が分かる貴重資料を発見しました