2024年8月下旬、森下 哲朗グローバル化推進担当副学長らが中国・北京を訪問し、上智大学が加盟するアジアのイエズス会系高等教育機関のコンソーシアムAssociation of Jesuit Colleges and Universities in Asia Pacific(AJCU-AP)学長会議に学長代理として出席するとともに、北京所在の海外協定校、連携国際機関を表敬訪問しました。
AJCU-AP学長会議は、イエズス会の教育精神を共有するアジア太平洋地域の機関のトップが一堂に会して行う会議で、今回は中国本土唯一のイエズス会教育機関であるThe Beijing Center for Chinese Studiesで開催されました。本コンソーシアムならではの特色を生かした教育プログラムの開発や、AI、メンタルヘルスなど現在大学を取り巻く諸課題について意見交換を行うなど、メンバー間の連携を深化しながら取組みを強化すべく、活発な協議を行いました。
また、会議終了後には北京所在の協定校等7機関(外交学院、中国教育国際交流協会、中国社会科学院日本研究所、中国人民大学、中央財経大学、北京大学、北京外国語大学)を表敬訪問しました。各機関に対しては、交換留学などこれまでの交流について感謝の意を示すとともに、日中の青少年交流、研究交流のさらなる発展に向けて、今後も継続し協力していくことを確認しました。
本学役員による中国訪問はコロナ禍以降初となり、各機関では大きな歓待を受け、あらためて中国との国際交流における友好関係、相互理解への期待を実感する機会となりました。