12月18日、6-101教室において、文学部新聞学科創設90周年を記念するソフィアシンポジウム「いま、ジャーナリズム教育を考える」が開催されました。
渡邊久哲新聞学科長の挨拶で開会し、元東京大学総長で東京大学名誉教授の濱田純一氏が登壇。「ジャーナリズムの原点」と題し、基調講演を行いました。
続いて、鈴木雄雅新聞学科教授が「新聞学科とジャーナリズム教育」と題して講演しました。学科の創設に尽力した小野秀雄初代学科長の言葉や、草創期のカリキュラムと戦後のカリキュラムの比較など、スライドを投影しながら新聞学科のあゆみを紹介しました。
曄道佳明学長の祝辞をはさんで、「日本におけるジャーナリズム教育の課題と展望」をテーマにパネルディスカッションが行われました。音好宏新聞学科教授がモデレーターを務め、朝日新聞仙台総局長の岡本峰子氏、アジアプレス・インターナショナル大阪代表の石丸次郎氏、TBSグループユニバーシティ副学長の西岡武嗣氏およびウォール・ストリート・ジャーナル東京支局長のピーター・ランダース氏の4人がパネリストとして登壇。活発な議論が交わされました。
当日は、在学生の他、新聞学科の卒業生やメディア研究者、現役のジャーナリストも多数参加しました。シンポジウムの合間に、6号館1階展示スペースで開催中の新聞学科主催企画展「上智大学新聞学科と日本の新聞学」にも足を止め、興味深く眺めていました。
