2024年度9月期学位授与式・修了式が、9月20日に父母、保証人参列のもと行われました。来場できない卒業生、父母、保証人にはYouTubeから式の模様が同時配信されました。
外国語を話す学生が多く国際色豊かな式は、英語研究会(ESS)の学生が司会を務め、すべて英語で執り行われました。式はアントニウス・フィルマンシャー神父(カトリック・イエズス会センター)の祝福で始まり、マルコによる福音書9章30節、33節から37節が朗読されました。
曄道佳明学長は式辞で「入学時の到達目標や学びの動機を思い返したとき、その志に充分応える学びが完遂できましたか。満点の回答を私は期待しません。偉大なリーダーの目標には、単に達成されるべき数字が並ぶだけでなく、理念に基づく自身の、あるいは社会の展望が色濃くあらわれ、その追い求める姿は常に新たな、高貴なものに変遷していくものだからです。そして、これからそれぞれの役割を全うする中で、ぜひその耳を、目を、心を、立場の弱い人にも向けることを忘れないでいてください」と述べ、卒業生を激励しました。
学位取得者は博士後期課程(博士)13人(特例による課程博士2人を含む)、博士前期課程(修士)73人、学部(学士)が200人。出席した博士全員と、博士前期課程各研究科および各学部の代表学生に曄道学長から学位記が授与されました。
サリ・アガスティン理事長、上智大学ソフィア会会長の鳥居正男氏の祝辞に続き、卒業生を代表して葛西華さん(理工学部物質生命理工学科グリーンサイエンスコース)が登壇して謝辞を述べました。
最後は、混成合唱団アマデウスコール、グリークラブと共に校歌を斉唱し閉式しました。