人間の安全保障研究所 キックオフ・シンポジウムを6月28日に開催します

社会科学研究を通した「人間の安全保障」実現へ向けて

上智大学・人間の安全保障研究所は、2017年度(平成29年度)に採択された、私立大学研究ブランディング事業「『人間の安全保障』実現に取り組む国際的研究拠点大学としてのブランド形成」において、研究部門の中核となるべく設立されました。

このたび、同研究所のキックオフ・シンポジウム 「社会科学研究を通した『人間の安全保障』実現へ向けて」 を開催することとなりました。多くの方々のご参加をお待ちしております。

本シンポジウムでは、貧困、環境、保健・医療、移民・難民、平和構築上の諸課題に対処し「人間の安全保障」を実現して行く上で、社会科学的な研究が有用であることについて、基調講演とパネル・ディスカッションを通して参加者の皆様に分かりやすくご紹介します。
基調講演では、フィリピンやアジア諸国での取り組みを具体例に、社会科学ができることについて論じます。また、パネル・ディスカッションでは、開発や保健・医療の現場における事例をあげながら、その有効性や可能性について議論します。

日 時: 2018年(平成30年)6月28日(木) 17:00~19:00(開場 16:30)
場 所: 上智大学四谷キャンパス 2号館17階 国際会議場
対 象: 本学学生および教職員、高校生、一般の方 (入場無料、要事前申込)
言 語: 日本語・英語(同時通訳あり)
主 催: 上智大学 人間の安全保障研究所 (Sophia Institute for Human Security, SIHS)

基調講演:
“The Contributions of the Social Sciences in Important Human Security Issues in the Philippines and Asia”
   Prof. Fernando T. Aldaba
   Dean and Professor of Economics, School of Social Sciences, Ateneo de Manila University

パネル・ディスカッション:
「途上国開発における社会科学研究の役割」
   <パネリスト>
   高橋和志 上智大学経済学部/SIHS 教授
   瀧澤郁雄 独立行政法人国際協力機構(JICA)人間開発部次長
   本田文子 上智大学経済学部/SIHS 准教授
   山形辰史 国際開発学会会長、アジア経済研究所開発研究センター上級主任調査研究員
   <モデレーター>
   倉田正充 上智大学経済学部/SIHS 助教


上智大学 Sophia University