SUP上智大学出版より『辺境からコロンビアを見る―可視性と周縁性の相克』を刊行しました

辺境からコロンビアを見る
編著:幡谷 則子・千代 勇一 単行本 2,640円(税込み)

「辺境」とそこに生きる人々の営みからコロンビア社会の歴史(なりたち)と現在(いま)に迫る

100を超える先住民族やアフロ系住民を有するなど、多民族・多文化国家であると同時に、世界屈指の生物多様性を誇り、自然・資源・文化的に豊かさをもつ南米の国、コロンビア。

2022年の大統領選で、同国初となる左派ペトロ政権が誕生し、注目を集めたものの、日本からは地理的にも文化交流的にも遠く、まだあまり広く知られていない国のひとつです。

なぜ今、コロンビアに注目するのか。なぜ辺境の人々を描くことで、コロンビア社会の理解につながるのか。その意義はどこに見出されるのか。

本書は、コロンビアの経験から、日本や国際社会が抱える社会問題、社会的排除への取組みを考える一助となる啓蒙書です。

ぎょうせいオンラインショップ、全国主要書店および紀伊國屋書店上智大学店で販売中。

上智大学 Sophia University