9月24日、「オンラインコミュニケーション研修」(ボランティア・ビューロー主催、株式会社インソース実施)を開催しました。
夏期休暇前に実施したボランティア系課外活動団体のリーダーによる情報交換会では、コロナ禍で例年通りのボランティア活動ができない中、オンラインでのメンバー間のコミュニケーションを円滑に進めることの難しさが課題として挙げられていました。
今回の研修では、前半に「チームマネージメント」、「コミュニケーションにおける心構え」、「アサーティブな思考とは」など、基本事項の理解を学びました。
後半は、実践編としてファシリテーションの基本について説明を受けた後、グループワークで実際にファシリテーターの役割を経験し、メンバーや講師からフィードバックを得ることでオンライン討議を成功に導くためのスキルを学びました。
今回はボランティア活動をしている個人や団体のメンバーを中心に、26名の学生が終日にわたるオンラインでの講習に意欲的に参加しました。研修後に実施したアンケートでは、「今後の学生生活にどのように活かしていきたいか?」という質問に対して、
・相手への伝え方や人間関係に活かしていきたい。
・リーダーシップという名目であったが、相手が誰でも通じるコミュニケーション戦略を知る事ができた。
・ファシリテーターに初めて挑戦して、話題がそれないようにコントロールする事の難しさを実感した。今後は、話題がそれたら軌道修正するような練習がしたい。
・リーダーシップを発揮する以外の場面でも、友人関係や授業でコミュニケーションの難しさを感じていたが、それらにも対応できるスキルを身に付けることができた。人と話す事を億劫に感じていたが、これからは楽しみになった。
等の感想が寄せられました。
団体におけるメンバー間のコミュニケーションや、ボランティア受入れ先とのやり取りのみならず、今後の学生生活の様々な場面で、今回の研修の成果を活かして欲しいと思います。