理工学部情報理工学科3年の太田寛人さんが、食品や容器のサイズに関わらず食品を包むことができるラップフィルムケースの発明で特許第7568880号を取得しました。
太田さんは理工学部共通科目「知的財産権」を受講し、令和5年度のパテントコンテストに入選。特許庁や日本弁理士会から出願費用の助成ならびに担当教員からの支援により特許を取得することができました。
特許になった発明は、食品や容器のサイズに関わらず食品を容易に包むことができるラップフィルムケース。通常のサイズのラップフィルムを上下左右にケース内でずらして配置し、引き出し時の工夫を凝らしました。これにより大きな食品や容器であっても一回の操作でラップフィルムで包み込むことができ、調理などの業務においてもラップ操作を効率よく行うことができます。
太田さんの特許取得により、知的財産権講義とパテントコンテストを通じて特許を取得した上智学生は全部で20名となりました。来年もパテントコンテストにチャレンジして、特許を取得する上智生が現れることを期待しています。