応用データサイエンス学位プログラム修士2年の鈴木 維浩さんが情報処理学会で奨励発表賞を受賞しました

鈴木 維浩さん

応用データサイエンス学位プログラム修士2年の鈴木 維浩さんが情報処理学会モバイルコンピューティングと新社会システム研究会で奨励発表賞を受賞しました。

この賞は、情報処理学会モバイルコンピューティングと新社会システム研究会で発表された研究の中で、モバイルコンピューティング分野における技術の進展に寄与した研究を対象として表彰されます。

鈴木さんは今回の受賞に際して「このたび受賞できたことを大変嬉しく思います。本研究では少量のデータを用いた手法を提案しましたが、今後は高次元かつ大量のデータに対しても適用し、さらなる効果を検証していきたいと考えています。また、他の生成手法との比較・検討を進め、より実用的な手法を確立できるよう努力してまいります。」と語っています。

  • 学会名:情報処理学会モバイルコンピューティングと新社会システム研究会
  • 賞 名:奨励発表賞
  • 論文タイトル:潜在空間上での拡散モデルによる疑似ヘルスケアデータ生成手法
  • 受賞者:鈴木 維浩
  • 受賞日:2024年9月26日
  • 指導教員:深澤 佑介(応用データサイエンス学位プログラム 准教授)
  • 関連サイト:情報処理学会 ウェブサイト

研究目的

近年、ウェアラブルデバイスの普及により、ヘルスケアデータの活用が進んでいますが、少量かつ多様なデータの扱いが課題となっています。本研究では、この課題を解決するために、少量のデータからでも疑似データを生成し、予測モデルの精度を向上させる手法を提案します。

研究内容

本研究では、少量のヘルスケアデータからデータを合成するため、テーブルデータを画像化し、画像生成AIで使われる拡散モデルを用いて疑似データを生成する手法を提案しています。

上智大学 Sophia University