グローバル・スタディーズ研究科 地域研究専攻 博士後期課程3年の上野 庸平さんが「宗教と社会」学会において学会奨励賞を受賞しました。
この賞は、「宗教と社会」学会若手会員による、宗教と社会をめぐる研究の展開を奨励する目的で設立されたものであり、機関誌『宗教と社会』に掲載された論文の内、学会の理念ならびに本賞の設立趣旨に照らし合わせ、主に将来性の観点から、総合的判断により授与される賞です。
上野さんは今回の受賞に際して「このような賞を受賞することができ、とても光栄に感じるとともに、研究科の諸先生方や諸先輩方、研究仲間の皆様、また研究を応援してくれている家族に対しても、感謝の気持ちで一杯です。これを励みに今後も研究活動に励んでまいりたいと思います。」とコメントしています。
- 学会名:「宗教と社会」学会
- 賞 名:「宗教と社会」学会奨励賞
- 論文タイトル:「マダガスカル現代政治史における政教関係:マダガスカルのライシテ」(『宗教と社会』第29号)
- 受賞者:上野 庸平
(実践宗教学研究科死生学専攻博士前期課程修了、グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士後期課程3年) - 受賞日:2024年6月15日
- 指導教員:赤堀 雅幸(グローバル・スタディーズ研究科 教授)
- 関連サイト:「宗教と社会」学会ウェブサイト
研究目的
ヨーロッパやカナダに偏りがちな「ライシテ」の研究に一石を投じるべく、マダガスカルにおける「ライシテ」の分析をする研究です。
研究内容
マダガスカルの現代政治史における政教関係の動向を調査し、マダガスカルにおける「ライシテ」概念の分析を行いました。