~機関投資家による投融資先企業の人権尊重に向けた取組みを促進~
学校法人上智学院は、国連責任投資原則(Principles for Responsible Investment、以下「PRI」)が新たに設立した、協働エンゲージメント・イニシアティブである「Advance」に参画いたしました。
上智学院はPRIの理念や国連が提唱した持続可能な開発目標である「SDGs」などを踏まえ、環境・社会・企業統治の課題を考慮する「ESG投資」に積極的に取り組むとともに、投資先とのエンゲージメントをはじめとする「スチュワードシップ活動」に取り組んでいます。社会的課題の解決に資する本イニシアティブへの参画は、こうした取組みの一つです。
<「Advance」の概要>
- 2022年12月1日発足
- ESG課題のうち、人権問題を中心とした「社会(Social)」の課題をテーマに、協働エンゲージメントを通じて企業の取組みを促進することを目的として設立された機関投資家のイニシアティブ。
人権リスクが高い企業に対し、対話を通じて人権尊重に向けた取組みを促進。 - 世界の主要機関投資家等約220機関が参画し、12月1日時点で運用資産総額は 30兆米ドルを超える。
上智学院では「キリスト教ヒューマニズム」に基づく人間教育を中心に据えており、構成員のそれぞれが、人格の尊厳と基本的人権を認め合い、責任ある連帯感と超越的価値への謙虚な心構えをもって互いに人格を磨き合い、それぞれの持ち場で人類と世界の発展に奉仕する者となることを目指しています。上智学院の責任投資では、この建学の理念に整合的な重要なテーマとして「人権尊重」を掲げており、これまでも採用している運用機関に対して投資先企業との人権リスクの改善に向けた対話を促してきました。
今後も責任あるアセット・オーナーとして、運用機関を通じて人権尊重に向けた投資先企業との建設的な対話を促進し、持続可能な社会の形成に貢献してまいります。
詳細は上智学院ウェブサイトをご覧ください。
お問い合わせ先
上智学院資金グループ TEL:03-3238-3178