総合グローバル学部

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地球規模の課題解決に貢献できる人材を育てる

Learning at Sophia 総合グローバル学部編|上智で学ぶグローバル・スタディーズ

グローバルとローカルの双方向視点で“解”を導く

#Sophian 総合グローバル学部で学ぶ上智生

グローバル化する社会を、ひとつの国や地域からだけでなく、より大きな国際関係から見つめ、そこで得られた視点を地域に落とし込み、細やかな検証につなげます。世界の多様な地域、多様な学問領域を横断しながら、国際関係論と地域研究を合わせて学ぶという意味で「総合」と位置付けられる学部です。

#Glocal 国際関係論と地域研究の視座を持つ

広い視点で世界を見つめるグローバル=国際関係論的な考え方と、地域を細やかに見るローカル=地域研究的な考え方を併せ持つ「Glocal」な視点こそが、学びの基軸となります。自らの常識や信条が、必ずしも他者と共通しないということ。異なる地域や立場から考える習慣が、新たな視座へとつながります。

#Diversity and Inclusion 多様性を受け入れる

多様性に富んだ仲間と学ぶ中で得られる、個性を尊重する大切さへの気付き。それを起点として、宗教、人種民族といった多様性の裏側にある社会背景への理解、さらには国家という枠組みの存在にまで考えは深まります。自らの考えを大きく広げる刺激と楽しさが、あなたの意欲を駆り立ててくれるでしょう。

#Sophia Global Studies グローバル・スタディーズを学ぶということ

グローバル化する社会の中で、私達はどのように振る舞い、どのように生きていくべきなのか。そんな疑問や好奇心こそが、世界と向き合うための力となり、得られる知識の価値を高めてくれます。入学前と入学後で大きく考え方を転換し、成長を実感する先輩学生の姿が、あなたの未来を映し出しています。

学部の特色

“国際的公共知識人”を育てる学問と環境

上智大学は、100年以上の歴史を通じて、世界の人々と分かち合える価値観や視点の上に、専門分野と語学を両輪とする教育システム、留学支援体制など、グローバルな対応能力(グローバル・コンピテンシー)を高めるための仕組みやノウハウを蓄積してきました。

総合グローバル学科(FGS)は、その「グローバル教育100年の蓄積」をフルに活用しながら、「世界を立体的にとらえる視点や理論」の効果的・効率的な習得を通じて、「国際的公共知識人」を育てていきます。

教育の目的・方針

ア. 総合グローバル学科 学士(国際関係論)

国際関係論分野と地域研究分野の学位プログラムに設置された科目群を体系的に履修することで、1) グローバリティの理解、2) ローカリティの理解、3) 複言語(英語、地域言語)の運用能力、4) 倫理観に裏付けられた交渉能力を習得させる

イ. 総合グローバル学科 学士(地域研究)

地域研究分野と国際関係論分野の学位プログラムに設置された科目群を体系的に履修することで、1) グローバリティの理解、2) ローカリティの理解、3) 複言語(英語、地域言語)の運用能力、4) 倫理観に裏付けられた交渉能力を習得させる

グローバル化の正負の側面に対処して、世界の人々が共に歩む共生社会の構築に貢献しようとする国際的公共知識人を養成すること

ア. 総合グローバル学科 学士(国際関係論)

本学部は、グローバル化の進行する現代にあって、人間の尊厳を守る公正な社会の実現に向け、国際的公共知識人たることを目指す学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば、これらを身につけたものと認め、学士(国際関係論)を授与します。

  1. 安全保障、紛争、貧困、開発、移民、難民、地球環境などに関心を持ち、それらがなぜグローバルに解決を要する問題であるか説明する能力
  2. グローバル・スタディーズを支える国際関係論と地域研究の考え方や理論の全体像を理解し、双方の視点を組み合わせて考える能力
  3. グローバル化の正負の側面について、具体的な事例に即し、基礎的な理論と実証的な方法を用いて分析を行い、問題解決の方法を構想する能力
  4. 国家間の安全保障や外交交渉、地域紛争、民族問題、平和構築、民主化、人権、ナショナリズムなどに関わる問題、現象を扱う国際政治論領域、グローバル化の担い手としての市民社会および経済を扱い、社会学、経済学、国際協力学、国際教育学等からアプローチする市民社会・国際協力論領域のいずれかを専門とし、アジア研究と中東・アフリカ研究(ないしその他の地域の研究)のうち1 領域を選択し、これら2 領域を組み合わせた主題を設定し、探求する能力
  5. 世界の諸地域に生活する多様な他者と対話し、共存する社会の形成に向けて、協力して問題解決に当たる能力

イ. 総合グローバル学科 学士(地域研究)

本学部は、グローバル化の進行する現代にあって、人間の尊厳を守る公正な社会の実現に向け、国際的公共知識人たることを目指す学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば、これらを身につけたものと認め、学位(地域研究)を授与します。

  1. 安全保障、紛争、貧困、開発、移民、難民、地球環境などに関心を持ち、それらがなぜグローバルに解決を要する問題であるか説明する能力
  2. グローバル・スタディーズを支える地域研究と国際関係論の考え方や理論の全体像を理解し、双方の視点を組み合わせて考える能力
  3. グローバル化の正負の側面について、具体的な事例に即し、基礎的な理論と実証的な方法を用いて分析を行い、問題解決の方法を構想する能力
  4. 考古学、歴史学、人類学、政治学、社会学等の学問分野より、地域社会や今を生きる人々を扱い、グローバル化が加速する国際社会の中の特定地域について学び、アジア研究領域および中東・アフリカ研究領域のいずれかを専門とし、国際政治論と市民社会・国際協力論のうち1領域を選択し、これら2 領域を組み合わせた主題を設定し、探求する能力
  5. 世界の諸地域に生活する多様な他者と対話し、共存する社会の形成に向けて、協力して問題解決に当たる能力

ア. 総合グローバル学科 学士(国際関係論)

本学科では、ディプロマ・ポリシーに沿って、次の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。

  1. グローバル・スタディーズと、これを支える国際関係論および地域研究の基礎について講義を通じて学び、基幹となる理論と方法を修得させると共に、研究の基礎的な技能と姿勢を身に着けさせる。【100番台科目】
  2. 国際政治や経済の動態を把握し、国際協力や市民社会のメカニズムについて講義を通じて学び、専門の選択に備える。【200番台科目】
  3. アジア、中東、アフリカ等について、歴史、文化、政治、経済他の諸側面から講義を通じて学び、専門の選択に備える。【200番台科目】
  4. 国際政治論、市民社会・国際協力論から1領域、アジア研究、中東・アフリカ研究等から1領域を専門とし、講義等を通じてグローバルな問題の解決策を構想し、実践する力を養う。【300、400番台講義科目】
  5. グローバル化の諸問題について、個別の課題を主体的に設定し、その研究成果を論文等の明確な形にして示す。【200番台自主研究、400番台演習、400番台卒業論文・研究等】
  6. 少人数の演習を通して、議論によって相互の理解を深め、各自の課題研究を支えあう姿勢を身に着けさせる。【100番台基礎演習、400番台演習】
  7. 英語で講義される科目の受講などを通じて、国際共通語である英語の力を高めると共に、英語以外の外国語修得を心がけて複言語能力を獲得させる。【200番台以降の講義科目】

イ. 総合グローバル学科 学士(地域研究)

本学科では、ディプロマ・ポリシーに沿って、次の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。

  1. グローバル・スタディーズと、これを支える地域研究および国際関係論の基礎について講義を通じて学び、基幹となる理論と方法を修得させると共に、研究の基礎的な技能と姿勢を身に着けさせる。【100番台科目】
  2. アジア、中東、アフリカ等について、歴史、文化、政治、経済他の諸側面から講義を通じて学び、専門の選択に備える。【200番台科目】
  3. 国際政治や経済の動態を把握し、国際協力や市民社会のメカニズムについて講義を通じて学び、専門の選択に備える。【200番台科目】
  4. アジア研究、中東・アフリカ研究等から1領域、国際政治論、市民社会・国際協力論から1領域を専門とし、講義等を通じてグローバルな問題の解決策を構想し、実践する力を養う。【300、400番台講義科目】
  5. グローバル化の諸問題について、個別の課題を主体的に設定し、その研究成果を論文等の明確な形にして示す。【200番台自主研究、400番台演習、400番台卒業論文・研究等】
  6. 少人数の演習を通して、議論によって相互の理解を深め、各自の課題研究を支えあう姿勢を身に着けさせる。【100番台基礎演習、400番台演習】
  7. 英語で講義される科目の受講などを通じて、国際共通語である英語の力を高めると共に、英語以外の外国語修得を心がけて複言語能力を獲得させる。【200番台以降の講義科目】

知的な関心と意欲を主体的努力によって伸ばし、グローバルな共生社会の形成に貢献しようとする以下のような学生を受け入れます。

  1. グローバル化する世界が呈する正負の諸側面に対する大きな関心を抱き、高等学校在学中の現代社会に関わる授業などを通して一定の知識を有する者。
  2. 世界を構成するさまざまな地域や人々の多様性がもたらす人類の社会と文化の豊かさに対する大きな関心を抱き、高等学校在学中の地理、世界史に関わる授業などを通して一定の知識を有する者。
  3. 物事に対して根拠に基づいた論理的な思考ができ、かつ主体的に取り組むことができるよう努力を重ねてきた者。
  4. グローバル化する世界の動きを理解するのに必要な基本的な文献を読解することのできる英語能力を有している者。

上智大学 Sophia University