理工学部物質生命理工学科の近藤次郎准教授が、AMEDが公募する令和4年度「生命科学・創薬研究支援基盤事業(BINDS)」に採択されました

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、令和4年度「生命科学・創薬研究支援基盤事業(BINDS)」の「(1)構造解析ユニット 1-4 標的RNAと医薬品候補化合物(核酸・ペプチド等新規モダリティを含む)複合体生成・共結晶化による支援と高度化」において新規課題の採択を決定し、本学より以下の課題が採択されました。
また、この研究プロジェクトを推進するために、2022年4月付で本学理工学部に「RNAターゲット創薬デザイン研究ユニット」を設立いたします。

■研究課題: RNA ターゲット創薬のためのRNA 分子設計・共結晶化・試料調製支援と高度化

■研究概要:従来の医薬品は、病気の原因となるタンパク質をターゲットとしてデザインされてきました。しかし最近では、新しい創薬ターゲットとして、タンパク質の設計図となるメッセンジャーRNAや、タンパク質の合成量を調節するノンコーディングRNAなど、多様なリボ核酸(RNA)が注目されています。当研究室は、RNAやDNAなどの核酸に特化したX線結晶解析による構造研究に取り組んできましたが、本補助事業では我々のRNA分子デザイン技術、結晶化技術、構造解析技術を活用して、国内の製薬企業やアカデミアのRNAターゲット創薬を支援します。


■研究代表者:理工学部物質生命理工学科 准教授 近藤 次郎

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◇採択結果のプレスリリースおよび本公募詳細等については、以下リンクをご参照ください。
URLアドレス
https://www.amed.go.jp/koubo/11/01/1101C_00030.html

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