6月4日(第2クォーター開始日)以降の授業について

学生の皆さんへ

4月早々には、キャンパスに例年の活気が戻り、私たち教職員も改めて上智大学のキャンパスで学ぶということの意味を再認識していました。しかし、残念ながら4月下旬には緊急事態宣言が発出され、また感染拡大の状況を受けて、キャンパスでの講義、イベントなどは再び限定的なものとなっています。この間においても、学内の感染状況、社会の感染拡大状況などを注視しながら、対面授業の拡大に取り組んできました。幸い、大学関係者の感染報告は散見される程度に収まっており、Sophia New Normalへの皆さんのご理解、ご協力に感謝します。

残念なことに今般、緊急事態宣言の延長が決定されました。これを受けて本学では、6月4日の第2クォーターの開始期においては、現行の授業形態を継続することを決定しました。英語コースの授業についても現在の授業形態を継続し、変更がある場合は授業掲示板等でお知らせします。大学としては、学生、教職員から成る構成員の安全を第一に考えることは当然のことながら、変異株の蔓延や若者への感染拡大を受け、社会全体に人流の抑制への取り組みが強く要請されていることもご承知の通りです。この点についても大学という単位で一定の貢献を果たすことが必要と考えます。

一方で皆さんの学生生活にとって、1か月、2か月という期間が決して短いものではないと認識しています。再三お伝えしていますが、構成員の安全・健康、皆さんの学生生活のありよう、教育効果を総合的に判断しながら、キャンパスでの教育研究活動については、常に前進を図っていく所存ですが、現状ではその範囲が限定的にならざるを得ないことをご理解ください。今しばらくの辛抱と心得て勉学に励んで頂きたいと思います。

皆さんとご家族が、日々ご健勝に過ごされることを心からお祈りしています。

6月4日(第2クォーター開始日)以降の授業について

  • 基本的に現在の授業形態を継続しますが、授業形態を変更する場合は各授業掲示板でお知らせしますので、確認してください。

  • 対面授業を実施している科目について、引き続きオンライン受講を希望する場合は、担当教員へ連絡、申請することとしており、この方針自体も継続とします。
    しかし、これは、授業回ごとに、自身の自己都合により申請できるものではなく、感染症対応のため止むを得ずキャンパスに来ることができない場合において、原則として学期を通じての申請となることについてご理解ください。

  • 対面授業受講のために来校し、前後のオンライン授業をキャンパス内で受講する場合は、図書館内のラーニングコモンズ等も利用は可能です。しかし、異なる授業の受講者で混み合うことが予想されますので、当該授業のために配当されている教室(Loyolaの「授業情報ポートフォリオ」に記載されている使用教室)の利用を推奨します。
    なお、キャンパス内でのZoom等オンライン授業受講については、キャンパスのネットワーク負荷の観点から限定的な利用をお願いしているところですが、キャンパス内の入構者数も限定的であることや利用状況の定期的な監視を行っていることから、現行の授業形態における授業利用については可能であると判断しています。

上智大学 Sophia University